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Aについて。
 ┗9

9 :乾貞治
2008/05/10 23:02

例えばの話。
アイツが俺の腕の中で眠る事があっても、項のうぶ毛に欲情してしまうような余裕のない熱情や、暴力的な侵食願望に俺が苛む事はないと思う。
ああ、いや、欲情しないと言ってるわけではなくてね、その本質は精神面の充足なんだと自己判断しているんだよ。
自我本能に負けそうな色欲に悩む事は無きにしも非ずなんだが、そこは男の悲しい性…という事にしておきたい。
実践を伴わない分析は的外れである事も少なくはないが、自覚症状に苛むよりは安全と言えるだろう。
思い込みは時に自我を殺す。

A。
今の俺はお前以外を抱きたいとは思わないが、お前だからこそ俺は安易に身体を重ねたくはない。
矛盾してるかな。
いいや、理詰めをすればこれ以上なく道理だ。
貞操観念皆無なスタンスを互いが持ち合わせているにも関わらず、一向に求め合わない理由は深い。
お前もリスクを承知してるからこそ、俺に問い掛けてこないんじゃないか?

だからA。お前を抱き締める事があるならば、まだ唇は求めずに、俺はただ、おかえりとお前に言うよ。


それでも傍にいるとお前が言うなら。
もうそれ以上望むものは何処にもありはしないと思う。
これはある意味において、あまりにも卑怯で狡猾な脅迫関係なのかも知れない。

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