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Aについて。
 ┗96

96 :跡部景吾
2009/11/24 00:38

未だ飽き足らず、Aを求めている。
その内容は恋愛のルーチンワークだ。並んで飯を食らい、時々セックスして、そのまま寝る。
それ以外は特に何も求めちゃいない。
『他人』に最も求めているものは『他人』だ。

A、お前は知れば知るほど『他人』だな。
初めて部活でお前のツラを拝んだ時、自分と同じ匂いを感じた。
言葉を交わしてすぐに、感性のアンテナが近い事を理解した。
だが、俺がお前を完全に理解する事も、またその逆も、100%有り得ないだろう。
勿論、それを虚しく感じるっつう話じゃないぜ。
むしろ健全で結構じゃねえの。合わせ鏡な関係なんざ、俺の価値基準でいくとナルシスト野郎の変態オナニーみてえなモンだ。
だからそうじゃない。本質に触れ合う事に価値を感じてはいるが、基本的に理解はいらねえ。
お前もそうだろ。無条件に受け入れる事が出来るなら、多分それでいい。
お前が『他人』じゃなきゃ、惹かれる事は絶対になかった。
受け入れ合う喜びを、そしてその稀有の価値を知る事もなかった。


俺達は互いを互いに語り過ぎてる。これを手紙かと訊かれりゃ、書き綴った俺自身ですら答えはノーだ。
俺の言葉なら、お前は全部知ってんだろ。
だからこれは記録だ。いつか読み返した俺達が『あの頃』を笑う為の。
観察対象、お前時々俺。タイトル『恋愛とは一種の中二病である』
これ、自由研究のテーマに使えねえか?夏休みは多分長いぜ。

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