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Re:脳内ストリッパー
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155 :
丸井ブン太
2009/09/21 02:33
起き抜け一番、秋晴れの日差しの中に見出したのは枕元に広がる少し傷んだ銀髪、意識はない。何時もなら素通りする程に極々有り触れた日常風景は酷く長閑で、思わず手を伸ばす。僅かに軋む毛束を細く結わえてサイドに三つ編み。その余りに似合わねぇ寝姿眺めて一頻り笑っちまうのは言わば抑え切れない生理現象デショ。なんて。キッカケはちょっとしたイタズラ心出来心、一過性の思い付きに深い意味も無けりゃ有り触れた時間の流れに唯々埋もれてく…ハズだったのに、部活を終えて帰って来たアイツはやたらと上機嫌で当の俺ですら丸っきり忘れてた歪な三つ編みを嬉しそうに揺らして見せる。「愛らしいじゃろ？」珍しいジョークを口にしながら擽ったそうに笑う口許が俺の内側をザワメかせる。何だ、コレは。小細工小芝居練りに練ったミッションだった訳でも末広がりな発展展開図を視野に入れた行為だった訳でもねぇ些細なお戯れがアイツの１日に仄かな変化を添えて、廻り巡ったソイツは俺んトコにまで温かいモンを届けた。ワォ！コレってちょっともしかしなくてもスゲくない？何でもない日常の中に自分の想いを改めて見出した、そんな１日。俺の予想を簡単に飛び越えてくお前が好き、大好き。今夜は眠るお前の額に『肉』の字でも書いてやろうか。
勿論、マ/ッ/キーで。(きゅぽ)
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