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Re:脳内ストリッパー
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97 :
丸井ブン太
2008/12/11 12:13
#お前からのキスが欲しい…
波打つシーツの狭間に組み伏せたアイツの唇が穏やかに言い放つ。
正直、これを言われたのは初めてじゃない。記憶にも新しいその台詞を聞く度に何らかの反応はして来たし、勿論それなりの自覚はある。けど、頭ん中に留めただけで実際聞こえては無かったのかも知んねぇ。
#キスしたいんは俺だけなんかとちょい心配になる…
そう言って、笑う。
俺は同じコト言って噛み付いたのに。
思い返せば以前は「距離的に近いから(笑)」なんて理由で額にキスを貰う事が殆どで。身長差11㎝を解消するべく態々身を屈めた所で鼻先止まり、癖みたいなモンだと話すアイツに食って掛かったのは何時頃だったか。
応えてくれるだけじゃ満足出来ねぇ、求められてる実感が欲しい。そんな風に駄々捏ねて散々困らせた事すら覚えてンのに何処まで行っても自分最優先。
チョコッと言い訳すんなら何となく待ってるだけの受け身に収まってるつもりは無かった。ただ、お前が能動的に動きたくなるような可愛コちゃんを目指さなきゃー‥なんて柄でもねぇコト本気で考えてた。
まあ、所詮衝動的にしか働かねぇ激情型が珍しく頭使ったトコで自分の思考に自分が付いけなくて惨憺たる結果の揃い踏み。
ホントは一発でお前の胸に風穴抉じ開けるようなミラクルワード弾き出したかったけど先ずは混線模様な自分の頭ん中をちょっとずつでも整理してかねぇとな。言葉を纏めるだけの時間がないなんて言い訳したって表に出さねぇ限り何1つ伝わンねぇ。
だから今は走り書きに現状の有りっ丈を詰め込んでみる。
取り敢えず読み返したくねぇなぁ、このページ…(笑)
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