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焉道
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492 :
財前光
2009/05/26 09:16
鼓動が煩くて身体が跳ねた。
うっすら、端正な瞳の奥が熱ぼったい。
大きな変化が結果的に起こったとしても、現段階では日々数センチの移動には気付けもせえへん。充満、言う唇とは裏腹に淋しそうな毛先。キスして抱き締めても、抱いても抱かれても拭ってやれんのは唯一言う事やろう。如何してか弁明しながら熔けて──、また曖昧な夜を過ごして仕舞った。愛してますなんて言葉は偽善ぽく感じてまうからいえない。貴方が言うた言葉は何処かで耳にした事が在る。嗚呼何時か俺の一部分がそうやったか──
翳した先に居てた何かのフラッシュバックに、そうか、何や多分理解とは違う認知へ誘導した/ んやろう、言う目視。
懐かしい一秒前に戻る事はのうて、長い事咀嚼した後漸く喉が上下する、が /手立てはあらへん。
記憶謂うんは不思議なもんや、対する局面に不意に笑いが込み上げる。勢い捩れていた、理屈とはまた別次元で、せやから俺には如何してか放物線の先が見えた。いや屹度こう或る事がなんかの焉りへの道なんやから、呟いて ─置いた。
続いて無かった最終も、何百分後の朝には何事も無い様に動き出すのやろう。
夜の空気に触れて始まる悪夢が俺の身体を/蝕/んでく、せや、中身から/喰/われてまるで生きたオブジェみたく朽ちていける、から、痛いことはくるしいことはかなしいことはつらいことはもう要らない要らないいらない、からここで千年巡る
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