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碧空と星影
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111 :
渡邊オサム
2008/11/30 01:06
> 椛髪と、
一週間程前に交わしたドライブの約束を果たそうと車にキーを差し込んだ瞬間、「アカン」と一言で掛けられたストップ。頭痛に因る延期。
元々三種類の其れを持っとるモンやから心配無用、言うても毛布を羽織らせて来る教え子に白旗降参、温和しく帰宅。群発、緊張型、偏頭痛、どれにも原因が当て嵌まらん様でイマイチ選ばれへん錠剤放置。
布団の上で一頻り渦巻く事柄を口にしたが最後、情けない大人も爆発。普段は幼くて放っとかれへん教え子が異様な程確りして見えた。否、元々独立精神旺盛な確りしとる子やけどね、彼奴は。
守ってやらなアカンと思うてた子が大人で、無駄に必死過ぎる三十路手前の俺ン方が余程幼い。
> 「俺はアンタが、必要。」
> 「…本当のアンタと向き合いたい、受け止めたい、俺の我儘。」
其れは「我が儘」や無うて「優しい」って云うんやで、白石。
自分に自信の無い子、
人の感情に臆病な心配性。
せやけど俺は御前を凄いと思うよ。綺麗やと、思う。無い物強請りが人間の性やと今でも信じて、永遠に自分には足りひん物ばかりを欲しがる子供。
綺麗な子、優しい子、其れに浸かって少しでも正面な奴になれたら良い、ね。
‐‐‐‐‐‐
頭痛の治まった訳が安堵と知って、緊張解ける身体、
果報者。
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