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碧空と星影
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164 :
財前光
2008/12/22 00:51
> 手話、
> 世界と視野が広がって。
居間で読書中の姉さん、近付くや否や表情付きのジェスチャー開始。膝に手話本。「転校生の耳が不自由でも友達やから仲良うしなさい」て講義を始めた小学校の担任を思い出す。当時は、早よ帰りたい一心で真面目に取り組まん侭過ぎた過去。
其の反動か知らんけど聞き慣れへん言葉(外国語・方言etc)を学ぶんはオモロイ。
嵌まれば完璧に理解して資格取得も可能な反面、対象に全く興味が惹かれへんかったら人の何百倍も勉強せな入らんよう造られとる頭。極端。
興味を持ち始めた瞬間、
> 「手話通訳士の資格を取るには普通だと何年か掛かるんよ」
……、…止めた。何年もあれば英検と漢検の一級を両方取れそうな気がしませんか。今はアレとアレが欲しい、誰かクリスマスプレゼントにでも下さい。
> 欲しいモノ。
島、星、金、海、空、時間、馬、ライオン、水族館、タ/モ/リさん。
> 夢は世界征服、と真顔で言うて遣りたい今日此の頃。
‐‐‐‐‐‐
> 甘やかされて疑った。
> 触れられたら退いた。
綺麗な人間程怖いモンは無い。信じて、近付いて、必要不可欠云う阿呆らしい考えを抱いた時、其の人が居らんよう成ったら色も消える。自分の引く一線をズカズカ踏み入って来る相手に持つ恐怖心は今も尚健在。
一番最初に目を合わせて来た。
手を繋いだのも、
抱き締めたのも、
キスをしたのも俺から。
気付けば居った。
前で、後ろで、隣りで。世界が広がったのも歩幅を合わせて歩いてくれはる様な貴方が居た、其れが全ての理由。
> 「御前を心配すんの当然やで。」
自分が忙しいのに相変わらず阿呆やなァ。…嘘、…おおきに。
ベッドに運ぶと直ぐに規則正しい寝息が聞こえた。
> 御疲れ様、
> ―…良い夢を。
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