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碧空と星影
 ┗280

280 :財前光
2009/03/21 00:27


追い掛けられて、落ちて、溺れる三重苦…ンな夢から覚めて震えた自分の指先と身体に笑った。リアル云うても唯の夢に何等変わりない其れをで怖いと思う俺は阿呆か。

小春先輩が教えてくれはった夢占いの内容も馬鹿に出来へん。毎回毎回「ストレスが原因」に直結されると悔しなって尚更苛々し始めた。
ホンマ、此の御時世に悩みの無い奴が居て堪るかとツッコミたいッスわ。

エラい必死な形相の知人がリアル過ぎてスピードも出ずに逃げるん難儀、嗚呼、食われそ。(…)
何かを只管考えてる時に見るアレコレに敗北感。


一人で押し隠そうと丸まっててんけど、何度も頭ン中に流れ込む夢の映像から逃げられずプチパニック。
身体が限界の信号を点滅させて気持ち悪うなった時には既に呼んで居た。


> 「部長、…堪忍」
> 「恐い夢見たんか?謝らんでええ」


朝にも関わらず直ぐさま異変に気付いて包む温度がどれだけ有難いか。


> 呼吸出来て、
> 心底落ち着いた。

> ―…俺の、


‐‐‐‐‐‐


悪夢を見た次の夜は眠れる筈も無くボンヤリと朝日観賞が毎度の流れ。慣れた筈、然う思い込ませて布団に転がればええ、頭で幾ら整理しようが脳の仕組みは実に不可解。


> 「大丈夫、俺が居る。何も怖ないで。」


天然素材の優しさが其所で恐怖心で凍り付いた何かを溶かす、溶かす、溶かす。あっと言う間に遠ざけ続けた眠気を自ら誘って居た。


> 「耳、」
> 「塞ぐ?」


雨が降る日は、部長の手や腕で雨音が聞こえぬ様にと耳を塞いで貰う。
不安な時には、胸元に耳を預けて即聞こえる心音が何よりもの安定剤。

人間として綺麗過ぎる部長を俺の手が汚しそうで怖かった。其れでも尚縋るのは、唯一の存在と心身全てで安全な青信号を灯すから。



> 「財前が辛い時は傍に居てやりたい。」



部長、
アンタの所為でめっちゃ弱く成りました。

貴方、の御陰でめっちゃ強く成りました。


殺伐とした空気を醸し出す様な事は、もう、略無い。
俺かて人間やし偶に苛々して色んな奴を寄せ付けん様成るけど丸なった自覚も在る。誰かに優しくされたら誰かに優しく出来んねん、多分。

そう出来ててんな、…多分。


二日連続で同じような夢を見て覚醒。隣りに眠る部長の姿を捉えて心底安心した自分が悔しい、否、感謝。



> アー…愛し。(ゴロン)

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