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碧空と星影
 ┗297

297 :白石蔵ノ介
2009/04/06 02:21


> フロスティ、謙也と。


スムーズに約束を取り付け決行、自室に招き入れ珍しく自らが珈琲を御馳走する優しい部長様。褒め讃えててくれても別に構へんし、寧ろ崇め奉れ、……冗談、ホンマにされたら心苦しゅうて此方が直々土下座モンや。

珈琲が美味い言う奴に「当たり前や」て秘技淡々返し。
彼奴の土産は、果物が綺麗なゼリー。


背を向けた心算に溜め息一つ。阿呆、食いモン取られた無い一心で隠す様な幼い感覚、疾うに卒業したわ。
胸はニャンコのモンやからレンタル代も勿論有料。


> 「背、貸したる」


そう告げると暫しの間。何やねん、此れがテレビやラジオで有名な放送事故か、ギャグの一発でもカマして置かな即打ち切りか。横目に捉えた顔は呆気に取られ只管ボンヤリと。失礼な奴、俺かて友人の小さなSOSに気付ける勘位は所持してますけど、ね。



背中越しに伝わる彼奴の温度を受け止めて、素直な言葉は聴覚が漏らさずキャッチ。軽口飛び交う謙也との会話は珍しくも心地好かった。

人を見る目に自信有り、時々見失うから臆病な所も見え隠れ。ゆっくり歩み寄ってみたいと思う相手。



> 霜の降る寒さが和らぐ春、
> 御前も穏やかに微笑えたらええな。



珈琲は、何時でも。


‐‐‐‐‐‐


夢ッコとナナの集会にインスタント顔出し成功。

長居出来んと堪忍、又次回に期待。

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