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碧空と星影
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312 :
白石蔵ノ介
2009/05/09 01:04
家族旅行に出掛けた金太郎宅で憩いメンバー集結、謙也の付けた“ウキウキお泊まり会”云うネーミングセンスの無さは、寧ろ清々しい。
飯を食いに行って、俺の残りモンを平らげる金ちゃんと謙也には結構ときめいたっちゅー話。
結束力やったら何処の奴等にも負けへん自信が在る。甘いだけ、厳しいだけ、ンな関係に飽きた頃には此奴等を求めるんやろうね。
信頼で成り立つ絆を疑いもせず受け入れる事が出来た理由。話して、話して、俺達は理解し合うスタート地点から何度もゴールを迎えたんや。ゴールが終わりだと思うのは満足するからで、ほな、未だ未だ欲しがったモン勝ちちゃうの?御前等の信頼、強さ、弱さ、全てを少しも残さず受け入れる容量なら疾うに用意して居た。
しんどい時、何も言わんと待っててくれる此奴等を誇りに思う。
オモロイ時、馬鹿騒ぎをしながら笑い合う自分等が好きやで。
・サ/イ/ゼ
・テーマパーク
・3/1
・オムライス
・音楽観賞
・語り合う事数十時間
> 「もう御前等と居らな人生モノ足りひんわー」
大袈裟な言葉。
其れでも、恐らく此所に居る七人が同じ事を胸ン中で想うやろう。
出逢えて良かったなァ。
翠、ちぃ、頼、葵、セン、苺茶おおきに。
‐‐‐‐‐‐
> 「……アー…足りひん」
> 「血、要る?血液型違うばってんアンタなら生き残れる筈」
ウン、俺は千歳に何か恨まれる事でもしたやろうか。(…)
せやけど同じ血液型が多いのは有難いな。
皆が寝静まった後、謙也と千歳と三人で更なる語り合いが開始。
優しくて、優し過ぎて、堪え切れず背中を借りた。
柔らかく微笑いながら「御前は大丈夫」と繰り返し続けた謙也に、撫でる千歳。
甘やかし上手なオニーサン方はホンマに狡い思う訳やけど、も。
二人が毎度言う「白石には恩が在る」なんて言葉、消えて仕舞え。
恩が在るんは、俺の方。
自分等の存在にどんだけ救われて来たやろう。
> 仲間、に感謝。
‐‐‐‐‐‐
漸く連休が訪れる。
本格的に合流して奴等との数日間を焼き付けようか、ね。
( 今日も世界は鮮やかだ。 )
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