top
┗
碧空と星影
┗350
350 :
忍足謙也
2009/06/11 01:46
謙也参上
…こういうンは大の苦手。
憧憬、神聖、そないな印象しかあらへん日記帳手渡された時は唯嬉しいだけやったケドもやな。
俺のチキンっぷりを見直させて呉れておおきに、っちゅう厭味一つ。
御察しの通り乱入や、淡雪ファンは此処でさようなら。（…）
何云うか何時までも決まらへんから、不意打ちに貰た手紙の御返しでも。
名前が目に入れば必ず開く御気に入りの日記、交流下手な俺からすれば酷く遠い存在やった。
俺の日記が御前の目に留まっとる事なん露知らず。
声掛けて貰うた時に御前が友達多いンを知って、気遣い上手な性分を直に感じて、…今は人間臭い部分も知っとる。
変な話、千石を入口にした御蔭で今が在るンやろなと。シャイやから俺、冗談ばっか云い合うだけで満足して終わるンが容易に浮かぶ。…まァ、思い返したら切っ掛け作ったンも最終的に誘って呉れたンも御前やけど。
兎にも角にも色んなモンが繋がって成り立った縁、そこそこ堅いて信じてる故に未来に期待。
此の頃は弱っとる時期が重なった所為か投げ合う言葉の数が増した。…後半のは想定外。
一番他人を避けたい時期に気ィ付いたら御前の存在が驚く程直ぐ傍に在って、予定しとった独り映画も先日やっと行く始末。御前との時間に満たされる事に夢中ン為る時間と反比例して軽う成ってく肩の荷物。鞄に入れた携帯が振動する度に御前に意識行くように成っとる自分の身体捻りたァ成る。禁断症状か何かかコレ。
せやからつまり、知り合うて呉れて良かった。
…其の口からダダ零れな気の利いた言葉の数々、｢上手いなァ｣、っちゅうンは俺の台詞や。
届けられる温い声が真っ直ぐで、正面向いて呉れてる気ィして。其の度に御前を囲む奴等は幸福やて軽い嫉妬。
アレ、若しかしなくても俺の愛って重たいンか。
クソ甘やかし上手、其の反面の脆さ、予想以上に鋭いお笑いのセンス、もっと他にも、
楽に曝け出して呉れたらエエ。…っちゅうンは願望。実際は驚く程単純な奴とちゃうから頭痛い。
其処ら辺も含めて好きやで。俺は俺の侭で居る、せやから御前も。
――此の頃は油断しとる隙に直球で挑んで呉れる様に成った、そっちこそ天然か其れ。けど、エエで、其ン調子。
最後に、勝手中の勝手な自己主張。
足だけ速いと思われがちな俺も其処まで阿呆やない、人と付き合う以上「何時か」て思うンは同じ。
けどな、白石。
散々甘やかした代償や、俺が御前に付き纏うンは半永久的。諦めェ。
やっぱり喋繰るンは苦手、一番伝えたい感謝は日々心ン中でっちゅう事で
以上。
追伸、
夏嫌いな御前も祭となるとはしゃぎたいンやな。
フロスティ 忍足謙也
[返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]
