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碧空と星影
 ┗449

449 :白石蔵ノ介
2011/03/19 12:38


仮睡夜灯君へ。
mb2.whocares.jp


‐‐‐‐‐‐


ポイントって凄い。

知らん内にデパートのポイントが貯まってて今日は90円で仰山チョコ類を買えた。俺な、ポイント引いて下さいっちゅうの苦手やねん、…けど、使わな勿体無いし。


> 「主婦みたいッスね、」


買い物カゴに善哉一つ。
然り気無く入れよった。

ポイント使ってまえ、と思うた瞬間。


‐‐‐‐‐‐


> 「雨、降りよっと?」
 「ウン。」
> 「傘、持って無かと?」
 「ウン。」
> 「久し振りに濡れたか顔ばしとっとね。行こ。」


手を引かれて校門を出た後は、別段変化の無い地面が両目に映るばかりで。
時々、俺の手首を掴む大きな手とゆったりしたペースで歩む足が見えた。少し顔を上げると広い背中に雨の滴る毛先。見慣れた、けれど、懐かしい背中。


> 「寒かねェ、鍋の恋しか季節ばい。豚肉に白菜と鱈も良かね、椎茸、牡蛎、人参、」
 「……海老」
> 「ン。海老。白石の食べてくれよるとなら腕に海苔ば何枚も貼って、」
 「腕により、やろ。」


ケラケラ笑う、数ヶ月前の話。


‐‐‐‐‐‐


> 「呼べば駆け付ける」


言うた通り、彼奴は俺が呼ぶ度に何時も駆け寄って来た。人好きな笑顔で。其れこそ忠犬の様に擦り寄る御前に安心しとった。
周りに聞いた「千歳は、いつも白石の話ばっかりやで。」っちゅう言葉もホンマなんやろうなァ、て疑わんと信じた。そういう奴やって事、多分俺が一番知っとる筈やし、一番自覚せなアカン立場に居る。自惚れでも無く、自信過剰でも無く、其れが今の真実や。

今は多分、御決まりの放浪癖が現れて携帯すら頭ン中から無う成っとんのかも知れへん。土産を買うてる最中、漸く電池の切れた携帯に気付いて「何が良かと?」って公衆電話から掛けて来る、筈。
呼んで呼んで、気付かん御前を小突いて遣りたい所やけど、今の俺はクルクルした毛ェをきっと撫で回して仕舞う。其ン位、会いたい。


あ、恋人ちゃうで。オトモダチ。


‐‐‐‐‐‐


暗中、おおきに。
本人にも言うたけど助かった。


暗中って久し振りに呼んだなァ、暗中、暗中。出会った当初を少し思い出した。
改めて。おおきに、ちゅう。


‐‐‐‐‐‐


御待たせ、イン。
長いこと待たせてもうたけど漸くバトンタッチ。

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