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碧空と星影
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76 :
渡邊オサム
2008/11/12 03:03
> 「玄関の前。」
淡泊な文面がテーブル上の携帯を揺らす。送信者に驚いて暫く茫然、玄関のドアを開くと目前に蟹が描かれた発泡スチロール。来訪者曰く北海道を経由して大阪の地に降り立った、とか、ハッハー…遠路遥々ホンマ御疲れ様。
やっぱり金持ちは考え方が違う。思い付きで何等迷いもせず飛び回れる御人に尊敬、有り得へん、然も日帰り。
> 「取り敢えず中に入れてくれないか。寒いだろう、私も君も。」
否ァ、余りにも榊先生のアクティブさに驚いたモンでスンマセン。玄関を塞いだ侭の俺に丁寧な物腰で苦笑、どーぞどーぞ、熱燗?ワインか。
客人に調理させる事に多少申し訳無く思うも「上手い人が作る」っちゅー私論。渡邊家の冷蔵庫を覗いた彼が呆れて失笑、新鮮やなァ、此の人も笑うんか。
肉じゃが、豚汁、刺身、そして蟹と豪華な食卓に又も言葉を見失う。…頂きまーす。
> 「一人暮らしには広過ぎるな。此の部屋は」
> 「榊先生の家に比べたら笑える程狭いやろ。」
> 「―…君は誰かと居るべきだ」
何なら引っ越そうか。
センセー、部屋恵んで。
‐‐‐‐‐‐
05:30 登校
| 午前授業
12:45 昼食
| 午後授業、部活、雑務
21:30 帰宅
| 風呂、夕飯準備
22:00 夜食
| 掃除、洗濯
01:00 就寝
02:00 起床
| 雑務
05:30 登校
ンなに興味があるのやったら見張っとき、其の長い髪切るで。(…)
‐‐‐‐‐‐
何をする訳でも無く傍に居って、僅かに触れた指先から伝わる愛情が愛しいと思う。距離を縮めて抱き合えば、体温と心音が重なる、口付けは何よりも神聖な証しとして唇と肌に。
染まった朱が、独占印。
> 身体の繋がりより、
> 心の繋がりが欲しいの。
誰の言葉やったかなァ、昔々に御付き合いしたセミロングの似合うA美サン。
気立ての良い清楚な子やけど中途半端な束縛心バリバリでアカン。
綺麗事を相手に押し付けるつもりは、到底在れへん。大切な子に求めて貰ろたら色んな所を繋いだ侭夢も見たい思うで。欲を言えば其の夢も二人揃って同じ夢、手ェ繋いで笑い合えたら幸せも極上。
狂愛主義者。
好きなタイプ、
一人で歩く事も出来ひん様な子。…犯罪臭いわ、俺。(…)
> 心で足りひん、
> もっと奥に何か在るやろ。
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