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┗メフィストフェレス -Mephistopheles-(471-480/500)
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480 :
跡部景吾
2009/06/12 00:20
>空高く輝く、あの月を
別に何でも良かった。
欲しいモノは大抵手に入る環境、強いて云うなら自由な時間と気持ちの余裕、其れだけ。
気紛れにアレを…忍足を振り廻せりゃ其れで一時は満たされた。
俺が頼めば必死になって応えようとする様子を、見ていたかっただけなのかもしれねェ。
# 太陽の黒点に触れて来い。
# 他より温度は低いから大丈夫。
# 周りは熱ィから気をつけろよ。
戸惑ってばかりでなかなか行動に移そうとしねェ反応に苛立つ。
仕方無ェから少しばかりの御褒美を、
# 触れてきたら何でも云う事を聞いてやる。
燃え尽きるかもしれねェが頑張る、と…漸く其の気になる忍足。
…が、既に俺は飽きていた。
# …バーカ、其の侭燃え尽きろ。黒点はいい、もう飽きた。
よく毎日俺の気紛れに付き合って居られると思う、俺なら無理だ…いや、俺は俺が大好きだが俺と全く同じ俺が居たとして上手く遣っていく自信は皆無だ。
ただ、俺の求める言葉をくれねェのも事実、如何にか引っ張り出そうと言葉を変え、方法を変えて…其れでも思い通りに行かねェ状況が続けば出て来るのはやはり、アレの云う処の『無理難題』とやら。
# なァ、忍足。月が欲しい。
期待なんかしていなかった。
太陽の時と同じ様に、また無理だの何だの云われるのがオチ位に思っていた。
…が、
アレは見事に…俺の願いを叶えてくれた。
期待した言葉なんかじゃなく、彼奴の遣り方で…彼奴の考えで…見事な迄の月を、俺に与えてくれた。
趣味は合わねェ、価値観も感覚も認識さえも違う。
時に其れを不自由だと思う事も有る。
けど、な。
何時もの様に俺の考えを全く無視して、俺の想像の斜め上を闊歩する忍足に…不覚にもドキッとさせられたのも事実。
其れはきっと、俺の予想の範囲を良い意味で外れて居たから。
良いじゃねェの、感覚が違う?上等だ。
違うからこそ知る事があって、予想外だから驚かされる。
一人一人違う人間なんだ、全く同じなんて方が珍しい。
違うが故に傷付けて、其れに気付いてやれねェ事も有る。
気持ちが落ちている時にそんな事実を打ち明けられちまうと俺ですら此の侭で良いのか、なんて事がチラ付く。
良くなる様に変えていかなけりゃと思う反面、其の余裕がなく傷付けちまうだけなら…なんて痛み。
弱気になっている事実と「跡部景吾」と云うプライド。
出口が見えねェ闇に自ら踏み込んでは手探りの繰り返し。
漸く見付けた扉を開けばまた現れる闇。
如何、しようか…───。
考えて考えて、少しずつ明かしていった俺にくれた『予想外の』彼奴なりの答え。
# 好き、好きや。あいしとる。
# さっきまで、一人でぐるぐる考えて、行き着いた答えがここやった。
# 傷付けられたとしても一緒にいたい。
# お前を好きなんや。
飾り気のねェストレートな言葉は其の侭、俺の心に絡み付く。
本人曰く無ェ頭遣って必死に考えてくれた打開策と妥協案、1~4。
4迄提案しておきながら頻りに1をアピールしていたが…俺なりの答えを御前へ。
> その0
> 寝室の天井に北極星と北斗七星を飾りたい
8つの星を全て捕まえて来る迄、御前は御前の侭で…努力を怠るのは俺が許さねェ。
俺がしっかり見張っていてやるから…気ィ抜くンじゃねェぜ?
「俺」は、此処に居る。
確かに存在して居るンだ。
# ……御前と共に、
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479 :
跡部景吾
2009/06/11 22:34
まさか、アレから白石の日記を読め、なんて云われる日が来るとは夢にも思わず理解に苦しんだ俺の優秀な脳が一時的に其の活動をストップした程。
如何読んでも挑戦状としか取れねェ御前の挑発に気前良く乗ってやろうじゃねェの…なァ、白石。
先ず第一に、
# 拗 ね て ね ェ よ !!
続いてもう一つ、
# テメェ誰に向かって「阿呆」とか寝惚けた事ぬかしていやがる。
去年の年末辺りから学校やらプライベートが慌ただしくなっちまって正直なかなか時間的にも気持ち的にも余裕が持てねェのが現状。
少し環境が変わる度に「此れで少しは落ち着くンじゃねェか」なんて淡い期待を込めた考えを抱くも、次の瞬間そいつは派手な音を立てて砕け散り、好転する筈の変化が如何間違ったのか俺にとっての負担以外の何物でもなくなっちまう…なんて事が、たった数ヶ月で飽きる程に。
云い訳だと云われちゃ其れ迄だが、そんな状態で此の街に落ち着いて居られる訳もなく…実際少しだけ、離れて居たンだろうなァ。
ふと出来た時間や俺の気紛れで友人の日記を開くも、時が経つに連れて確実にそうしている時間も減り、白石の云う『日記に対する反応が薄い』対応に…知らず知らずの内ズルズルと引き摺り込まれていっていた。
時々思い出した様にペンを取り、此れからは又以前の様に周りの奴とも交流を、なんて…やはり俺の環境を変える切っ掛けにしようと意気込んでみても、結局は思う様に事は進まず、今迄何でも思い通りにいっていた分、苛立ったりもした。
そんな俺を、何時も傍で見守って居て、ぶっ倒れそうになりゃ其の手を差し伸べ、甘ったれてりゃ怒っているンだ、と…常に俺の手の届く範囲に居てくれた…其れが此の、白石蔵ノ介という男だった。
俺が御前の日記に反応しなくなったのは決して御前の俺に対する態度が変わった、なんて理由じゃねェ。
本人が公言している通り、恋人が出来たから、じゃあな、なんて奴じゃねェのは充分に分かっては居るが、如何しても遠慮がちにはなっちまう…ってのも分かるだろう?(御前の事だ、どうせ「分からん」とか平然と返すだろうが、)
御前の恋人に余計な不安を抱いて欲しくねェってのと同時に、目に余ると判断されて自由に逢えなくなるンじゃねェかって不安も…無ェ訳じゃねェ。
けど、其れを打ち明けた時に云ってくれた、俺も同じだ、と…其の言葉に、あァ俺は随分と小さい事を気にする男になっちまって居た、と。
思えば以前、万が一離れていこうとも俺が離さないと云ってくれたのは白石で、俺は御前のそう云う処が好きだった(誤解を招く表現、)
欲しい言葉をくれるのが分かっていたから精神的に参ってる時には迷わず差し出された手を掴んだ。
御前って人間を認めて欲しいが故に毎日の様にアレに御前の事を話した時期も有ったなァ。
ベッドの上でアレに抱かれながら御前の名を出した時には流石に散々だったが…(誤解を招く表現Ⅱ/※話題を出しただけだ、念の為、)
何がしたかったかと云えば単純に、此れは俺の大切な友人なのだと、誰かに聞いて欲しかったから。
…純粋に自慢したかったンだろうな。
其の日記を開いて目に飛び込んでくる紅い文字が、俺以外の事を綴る様になる度感じる僅かな不安(此の辺りが偏った独占欲)、恋人や友人に囲まれて幸せそうな綴りを見れる嬉しさ、其の両極端が妙な葛藤となって…直接伝えた「複雑な男心」に辿り着く、分かったか?…分かれよ。
御前が幸せになる邪魔をしたい訳じゃねェ、寧ろ幸せな御前を見るのは俺の喜びでもある。
けどよ、俺に日記位読めと云ってくれるならば…どうか今迄通り、偶には俺の名も。時々で構わねェから御前の其の言葉で、…白石。
長々と1ページ遣って結局何が云いてェのかというと、
# 400ページ突破おめでとうよ。
っつう事。
俺なりの、御前に対する気持ちを祝辞として。
梅雨入りしたらしいじゃねェの…本当に鬱陶しい。
水も滴る良いオトコが不機嫌になる前に、ちゃんと傘持って迎えに来いよ。
友人がつれねェ様なら俺が付き合ってやっても良いぜ、クリ/スチャ/ン・ベー/ル。
特別に待っていてやるからよ。
(因みに俺は2が1番素敵だと思ってる/如何でもいい)
>鬱陶しい季節と濡れた身体には温かいアールグレイを、
>香り引き立てるザッハトルテなんかもあれば文句は無ェ。
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478 :
忍足侑士
2009/06/10 23:05
# 無理難題
時折、無理難題を言うてくるアイツに俺は頭を抱えるコトもあったりなかったり。
太陽の黒点がどれくらい熱いか、なんて他愛ない話をしてればアイツは
# 黒点に触って来い、
黒点に触れたら言うこと何でも聞く、とか言うたりして。
太陽は熱くて燃えてまうから無理や、て言う俺に、アイツは
# だったら月が欲しい、
と言う始末。
…どこまでお前はお前なんや…。(笑)
そして、俺は一/休/さんもビックリな方法で見事アイツに月をプレゼントしたで。(えっへん)
すごいやろ。
まぁ、コレはどないなふうにしたかはナイショ。
二人だけのヒミツや。
# -----------------------
あ、それから。
俺らがうまくいってへんかった、なんてことあらへんで。
喧嘩してても一緒におったし、朝も昼も夜も連絡が途絶える日はあらへんし。
そこんトコ、よろしゅう。
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477 :
忍足侑士
2009/06/06 21:56
# ホレた弱み
っちゅーんやろか。
そういうのを人は自分勝手と呼ぶ?
あぁ、上等や。ええで、自分勝手。
俺は、お前が好きやから、どんな無理難題にも応えたいんや。
…と、本人へのメッセージをここに記し…。今日はめずらしく俺の日記でも書こかな。
今日はアイツは朝から出かけなあかんくて、寝ボケまなこの俺はうとうとしながらベッドでアイツに挨拶。
ちぃとお寝坊して、朝から宅配便を待ってたり、
軽く片づけたり、昼寝したり、ちぃとコンビニ行ったり…。
マ/ク/ドのコ/カコー/ラグラスが欲しくてマ/ク/ドまでチャリンコ走らせて、
きっとアイツは「またマ/ク/ドか」て、呆れたように笑いながら優しい目で俺を見てくれるんやろなぁ、
なんて思ったり。
それから宅配便で届いた服を試しに着てみて、
時計を見ればアイツがそろそろ帰ってくる時間やろか、
あ、そやアイツ今日はあの用事があったんやっけか。
したら、帰ってきてすぐに出るんやろな、なんて思うて。
帰ってきて一言会話をして、慌ただしく家を出たアイツ。
どない忙しい時でも必ず一言、言葉を残していくアイツ。
ったく、なんやかや言うて、律儀なヤツめ。
結局、家でぐぅたらしとる感じやったけど、いちんちアイツのことを考えて過ごしてたわ。
あー。早よ帰ってこんかなぁ、景吾。
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476 :
跡部景吾
2009/06/05 23:13
>例えば、
>俺が「離れたい」と云って
>其れでも尚、離さないと云う強い想いを欲したとしたら。
こういうのを自分勝手だと、人は云うンだろうなァ。
去る者は追わねェ主義。
逆の立場なら間違いなくサヨナラ。
求められなきゃ与えねェし、求められても生憎サービス精神旺盛とは云い難い。
少しでも薄れる気持ちを感じれば引き留めてやる気なんかねェ、其処で御終い。
冷てェと思いたけりゃ思えば良いぜ、俺に興味の無ェモノには俺も興味が無ェ。
其れでも、
俺が大切だと云うのなら、例え俺が「離れたい」と云ったとしても…───。
『相手の気持ちを尊重して、』
尊重して抑えられる程度の気持ちなら俺は要らねェ、温い優しさも好みじゃねェ。
欲しかったのは、真っ直ぐに求めてくる言葉、其れだけ。
もう、良いぜ。
御約束の日記は終了、御前の気持ちは充分に分かった。
一度刺さった棘はそう簡単には抜けそうにねェが、其れが御前を繋ぐ鎖になるなら多少の痛みは証になる。
此れからは、御前の書きてェ時に御前の書きてェ様に綴れ。
俺へのアピールじゃなく、”御前の”日記を書けば良い。
今にも泣き出しそうな情けねェ顔を見れば、何故か自然と落ち着く気持ち。
同時に俺は此処に居るのだ、と…ちゃんと存在して居るのだ、と…強く感じられる想い。
# 俺はお前がおらんと…もう…生きてけへんよ。
あァ、良いぜ。
俺が御前を生かしてやるよ。
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475 :
忍足侑士
2009/06/05 23:09
やっぱし、俺はなんやかや言うても弱い人間やねん。
昨日寝る前に景吾が投げかけてきた言葉に…
俺はうろたえ焦り…
眠ろうとするあいつの肩を「トントントントントン!」て叩いて…。必死になって話させようとした。
…やけど、あいつは眠りこけてもうたけど。(笑)
景吾を支えたい、とか、頼りにされたい、とか、言うたり思うたリ。
ここでも宣言して。
ウソやないし、本心やけど、たまにココロが折れそうになる時もあって、
結局は景吾が俺を引っ張り上げてくれて、
そないな感じで俺は生きとるんやけどな。
昨日、あいつがなんてことなくぽつりと言うた言葉に俺は
勝手にいろんないろんなコトを想像し妄想しつきつめて(←コレ俺の悪い癖、自分でわかっとる/笑)
悶々と考えていたら…
今日になって朝、目を覚まして…昼にメールでようさん話して…
そしたら景吾はあっさりと俺が楽んなる言葉をくれた。
さすがっちゅーか、なんちゅーか…。
俺は、ホンマにコイツを好きんなってよかった、てのと、もう好き過ぎて好き過ぎて困る、って思うた。
どないしよう、こない好きになって、って唸るように話す俺にアイツは……
# 何時迄も悩んでりゃいい。…俺の隣で。
て言うた。
ったく…。
いつまでも悩むわ。お前の隣りで。
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474 :
忍足侑士
2009/06/05 00:11
コンビニ入って。
飲み物買う。
好きな飲み物は、ゼ/ロコ/ーラ。
手を伸ばし手にとる。
あ、横に景吾の好きな、あの缶紅茶…よし、買うて…授業の合間に飲んで元気出そ。
お。景吾の好きなショップやないか。
どれ、入ってみよかな。
これは景吾の好きな香りやなぁ。
…甘くて、こってりしとる。
あ、綺麗な花や。
景吾みたいやな。どれ、写真撮って送ろか。
うわ、帰ったらこの話、景吾に聞いてもらお。
景吾、今頃授業始まった時かな。
暑いから伸びてへんかな、あいつ。ダイジョブかな。
飯、食うたかな。
24時間、いつやって、あいつのことを想うとる。
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473 :
忍足侑士
2009/06/03 22:39
なんちゅーか。
ふと思った。
もし、景吾が甘い声を出して、
二言目に『おしたり、好き』なんて言うて甘えてきたりして、
三言目には『ゆうし、抱いて』なんて迫ってきて、
常に愛を囁いて、常にべったり…やったら…どうやろか。
……………。
なんてこと、一瞬でも考えた俺が馬鹿やった。
俺は…
あの景吾が好きで。
この景吾やないとあかんくて。
いつもツンとすました感じで。
俺が何を言うてもツレナイ時もあって。
俺様で。
どこまでもどころか、どこを切っても跡部景吾。
やけど、ホンマは優しいトコ、ようさんあって、
俺の傍におってくれる。
そないな景吾。
この街にはきっと
カッコよかったり、可愛らしかったり、男前やったり、おもろかったり、
いろんな魅力的な跡部景吾がおるやろけど…
# 俺にとっては
俺だけの景吾が、
# 一番。
誰とも比べられへんくらい大事で大切で、
オンリーワン。
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472 :
忍足侑士
2009/06/02 22:56
天気が晴れたり曇ったりするように、
空が朝になったり夜んなったりするように、
気持ち上がったり下がったりするんはしゃーないことや。
人間、生きてればいろんなことがある。
やから、いろんな気分の時も楽しんで生きてけたらええって思う。
やけど…。
気分によってはおない言葉でも凹む時もあれば、なんも思わへん時もあったり。
それで、たわいない言葉でヘコんだ俺が
『面倒くさい奴』て景吾に思われたらどないしようって日々、不安になっとる。
けど…そないな気持ちすら愛おしくなる時もある。
景吾が好きやからこそのこの不安な気持ちなんやな、て思うと…
不安さえも愛おしいんや。
変わっとるやろ、俺。
いろんな感情が沸き起こって。
あいつとおると、愛しさも、嬉しさも、喜びも、しやわせも、不安も、怖さも、寂しさも…しやわせも、
いろーんな感情が俺の中に渦巻いて。
せやけど、一番最後に感じる感覚は
# 愛しさ
なんや。
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471 :
忍足侑士
2009/06/01 22:37
景吾にも直接、言うたんやけど…ここにも改めて。
# 宣誓。
# 俺は、景吾に対して常に95点の男であるよになります。
100点満点やない。
常に、もっともっとって、限界なく上を目指せるよに…
俺が景吾に対して貪欲で努力を怠らないように。
景吾が点数をつけた時に
# 「ン、今日のお前は95点だ」
て、まいんち言われるよになりたい。
実質は…
90点越えの日もあれば…赤点ぎりぎり30点の日もあるやろけど。(笑)
俺は、はっきし言うて『ヘタレ』なんやろな、て思う。
得に取り柄があるわけでもなく、強い魅力があるわけちゃう。
言葉の魔法もあいにく様、まったく持ち合わせてへんし。
けど、そないな俺が誰にも負けへんて思うてるトコがある。
んでもって、アイツもそこを認めてくれとる。
# 景吾を想う気持ち
これだけは、絶対絶対、絶対、誰にも負けへんねん。
俺、自信あるで。
たぶん、世界中の誰よりもアイツを想うてる。
やからこそ、カッコ悪い時の俺もアイツは包み込んで好きやて言うてくれとるんやな、て思う。
もっと、もっと、強くなりたい。
もっと、もっと、もっと、景吾にとって頼れる存在になりたい。
そうして、今日も頑張って95点を目指すんや。
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