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多重風雅。( special THX!)
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452 :
越前リョーガ
2010/08/31 23:03
>> 濡れる、桜色、
小さな防音室で音量をMAX迄弄って、無意識に音源を求めてスピーカーを抱き締めた。
直に鳩尾に響くbassの音が心地好い。
探し求めたモンが探し倦ねた末に漸く手に入った気分だ。爆音さえ子守唄にして、此の儘眠りに就きたい。
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濡れた桜色の唇から漏れる、抑揚の有る艶声が好きだ。耳に、心に、優しいと思う。其の声に朝迄濡れて居たい。然う望ンで朝迄濡れて居た。身を浸して居たい。目が醒める迄。何故好きか解らない、苦しい、と漏らす其の苦悩の表情に微XTC.甘いTOXIC。解らねェよなァ…、俺も解らねェよ。
唯、其処から溢れる色気は多分で。掻き立てられる。否応無しに。真摯に歪ンだ声と美麗な眉。真摯に歪む、っつう形容が何よりぴったりだ。
フセイジツな御前がセイジツに成らざるを得無ェ瞬間を見て、性的興奮を覚える。
知りてェから。御前を抱くのかも知れない。知りてェから思考をグチャグチャに溶かすのかも知れない。思考を溶かしたら何も考えちゃ居られねェのに、矛盾。理解してェのに理性を投げ打っちまいてェと望む。矛盾。融けちまいたくて、身体を繋ぐ。溶解した御前の内臓をシーツの波にぶちまけて、恋をする。掌に掬った御前のハラワタは、懐かしくて猟奇的な味がする。態とらしく御前を見据えて、見せ付ける様に舐め取る。
矛盾さえ愛しくて此の腕に掻き抱く。生臭ェ、血の匂いと雑多なアイジョウ。
:
御前を穿ちながら回したtrack.気に入りのナンバー。移動中の小さな箱の中、繰り返し聴いちゃ次第に俺の中へ浸食する御前を想う。侵略を許して居る俺が居る。隣から流れる紫煙に視界がけぶって噎せ込む俺を硝子に映す。切り取られた四角から流れる、都会の埃っぽい景色を眺めた。単調に揺れる車内に混ぜた呼吸。メロディアスな旋律を流す度、御前の匂いを思い起こしちまう迄に成った。後は時間の問題なンだろう。
:
ギターの破裂する様なメロディに乗せて、派手なvocalのシャウト。
:目/の/前/に/は/ミ/サ/イ/ル/の/雨
嗚呼、散弾銃の様だと思うぜ、御前は。まるで計算外。
――なンて妄想に耽った、長月のツイタチ。
:真/っ/暗/な/朝/が/来/る/ね
:最/高/の/fi/na/le/を/!
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送られて来た顔文字。
一気に音を立てて壊れちまうシリアス・ムード。嫌いじゃねェ。
(pω;`)\(oωo`)キュン
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