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多重風雅。( special THX!)
┗483
483 :
橘杏
2010/10/30 19:12
>> Cinderella syndrome、
互いに素直に成れなかったばっかりに、擦れ違ってしまった恋人たちの話なんて。
退屈過ぎて、娯楽性皆無な時代のお伽話にさえ、きっと採用されないんだわ。
馬鹿げてる。
酷く馬鹿げてて、安っぽいお涙頂戴にも成らないくらいに。
:
だけど其れは__、
嗚呼嗚呼、本当、下らないのよ。
:
オウジサマとオヒメサマの物語?
冗談じゃないわ。
オヒメサマとオヒメサマの話なのよ。
お話だの、物語だの、言えないくらいに、ストーリー性さえも無い。
シンデレラでさえ。わざと階段で靴を脱ぐ芸当をやってこなしたっていうのに。
平成の此の世の方がずっと。
娯楽性なんて皆無で退屈、だわ。
:
王子様の気が惹きたいなら、ガラスの靴をわざと脱ぐくらいじゃ手緩いのよ。
あたしだったら、ドレスを脱いで其の場で誘惑するわ。
カボチャの馬車がただのカボチャに戻ろうが、みすぼらしい元のあたしに戻ろうがそんなの関係ないのよ。
帰れなくなったのなら王子様のベッドに押し掛けて其処で眠ればいい。
みすぼらしい姿に戻ったところで、シンデレラは元がいい設定なんだから、ノー・プロブレム。
きっと王子様だって着飾った貴族の娘の誘惑になんて慣れてるわ。
庇護欲そそる灰被り姫の、ギャップたっぷりな誘い文句に、世間知らずのボンボンはイチコロだと思うの。
やるだけやってから、へこめばいいのよ。
異論、なんて認めないわ。
# シンデレラ・シンドローム
# 脱ぐ靴がないのなら、
# ドレスを脱げばいいじゃない
:
でも、あたしは。
タダじゃ脱がないって、だけ。
此処ゾ、という時に脱がなきゃ、
威力なんて半減以下、だわ。
:
……ねぇ。あたしは、本気だったの。
- - - - -
あなたに硝子の靴は投げられなかったけれど。
精一杯の誠意と真摯な言葉なら、投げたつもりよ。
時にはあなた限定に向ける極上の笑顔も投げたし、時には甘いkissも投げた。
あたしの気持ちが。
あなたに少しでも伝わっていれば、良いと思う。
一生懸命なだけのオンナでごめんなさい。
でも、あたしに他に取り柄なんて、
きっと…――、
:
失恋したら髪を切るだなんて、誰が決めたの。
其れでも、今度ばかりはバッサリいってみようかしら。
そしてあなたに髪束を送り付けてあげる。
あたしって、怖いオンナね。
:
( ……なんて。此処からじゃあなたには届かないと解って、いるのに。)
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