多重風雅。( special THX！)

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┗多重風雅。( special THX！)(362-371/500)

371 :越前リョーガ
2010/06/21 01:01

：>>370,00

あー、此処は誰で返礼すっか凄ェ悩ンだンだが…まァこちとら自由に動かせるクルーがチィと少ねェモンでよ、接点の無ェ主体の跡部クンで出迎えるのも何だしな、まさかの俺で行かせて貰いますかネ。

先ずは前頁に文字数ギリギリ一杯、綴って呉れた詐欺師、こと変装変態眼鏡クンthanks．
兄貴からの愛、バッチリ受け取ったぜェ？取り敢えずは２回反芻して咀嚼チュウ、御味はンーまずまず、なァンて最高に美味に決まってンだろ兄弟。珍しくアンタの真面目な文が見られて、俺ァ其れだけで満足よ。

ちょいと本気出しゃァ驚く程艶麗でガジュンな文章綴れンのよね、何時ぞやに見せて頂いたラブレタァは俺宛でこそ無かった物の矢鱈綺麗な文面で、こンな才能有ンなら日記に反映しろよっつった位ェ。（最近になって漸く忍足家の日記をきっちり読む様になって、如何に変態日記かっつう事に吃驚しちまったのは本人様も周知の事実、/笑）

つうか、こっから先はちょっくら耳貸してくれねェカシラ。ンァ？拒否るンじゃ無いっての、御望み通り、項目一つ一つに丁寧に突っ込み入れて行く心算。

（ ※ 以下、耳許に寄せられるwhisper voiceで御読み下サイ、）

言われてみりゃあ出会いは割と最近だったのネ、一番最初は何処で如何やって会ったンだか正直覚えちゃ居ねェンだが、恐らくは明け方近くの駅長主催の集会。
色ンな意味で駅長が最盛期、へェ其奴は知らなかったワ。如何最盛期だったのか突っ込ませて貰いたいねェ…

弄られキャラ、まァ強ち間違いじゃア無ェな、大勢の場では弄るより弄られる側。……って、おいおい、ギャップに狐に摘まれた気分になったっつうのは一体如何云う了見カシラ。
周囲には人、頼られてる人気者っつうなら御前の方じゃ無ェの、と付け足しを。

此処で突っ込みっつうか僅かな疑問と訂正を交えつつ。

# マメ且つ案外揶揄のし甲斐のあるヤツ
いや、豆っつうよりは気紛れに鳩してるだけっつうか。健気っつうキーワードに物凄ェ違和感と、背筋が痒くなる現象に見舞われちまったが如何なのよ…
揶揄云々に関して言えば、言いてェ事は多々有れど、まァ取り敢えずは予想通り緩い否定の一つでもしときますかネ。

ハイ、其処でだらし無く口許緩めちまってる詐欺師ボーイ、此れじゃああっさり返してる事になるカシラ？不満が有れば何時でも鳩寄越して来て頂戴。

嗚呼、言われ無ェでも適度にっつうか適当に頑張る次第よ。適度と適当の差違に就いては触れて呉れるな相棒。

此れからも宜、しくな。
――、屹度御前が思う以上に。
頼りにしてる。

貴重な時間と言葉を…thank you．

>>　　　　　　　　　　　　：Ｐ.Ｓ.：

で、後程突き出して呉れるハズカシイ事、って何よ。俺、個人的に凄ェ期待しちゃってンだケド、なァ？（ニヤニヤ）

- - - - - -

> におークンの今夜の夜食。
鶏肉の竜田揚げ
野菜炒めの南蛮ソース掛け
中華スープ

> うちのチビスケの夜食。
大根と糸蒟蒻のヘルシー煮物

………何カシラね、此の差は。

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370 :仁王雅治(乱入)
2010/06/20 21:18

さてと、麗皇が日記上げたと思って来たヤツの期待を見事に裏切った事について、先ずは謝罪と心ばかりの詫びを。

#とは言っても、生憎変装様の眼鏡しか持ち合わせて無い哀れな俺を見逃してくんしゃい(笑)

この370を任された、兄貴分こと詐欺師の仁王雅治参上。

何を書き出すか一様些か迷ったが、取り敢えずアイツとの思い出の回想と個人的に感じるイメージでも。

#──────────────

麗皇との出逢いは約一年弱前、色んな意味で俺が最盛期の時。集会で出逢ったアイツはノリの良い弄られる側の人間だったとの記憶…その後日記を見てギャップに思わず感嘆の溜め息と云うか瞬間狐に摘まれた気分になったのは此処だけの話。

その後何かと集会で逢う度に挨拶から始まり愉しい時間をお陰で過ごすこともしばしば…常に周囲には人、頼られとると云うか人気者というか…羨ましい限りじゃ(クク)

俺が抱くそンな麗皇の個人的イメージを列挙、ハズカシイ事は後程本人にでも突き出すとして。

#周囲の空気や流れが巧いこと掴める
(言わずもがな、知り合いなら誰しも感じとる事かと。)

#頼られれば快く懐に向かい入れる仕事人ならぬ世話人
(オマエさんは何時も誰かに頼られとるイメージ、甘えられとる姿を多々目撃しとる故かもしれンが。)

#マメ且つ案外揶揄のし甲斐のあるヤツ
(これは唯単に俺の個人的解釈、直ぐに鳩を放り出す俺に対して健気に鳩をくれる様に一種の感動を覚えたのも記憶に新しい…取り敢えず後半について本人は否定するじゃろうが/クク)

兎に角イメージは尽きンが、書き出すと切りがない…て事で本日は此処迄。

これを見た彼奴が如何様な反応を見せるか今から楽しみで口許緩みっぱなしじゃ、責任とって感想の鳩送ってくれるのを期待(笑)
#くれぐれもあっさり返してくれるなとでも付け加えとくかの。

多くのヤツに慕われ、頼りにされとるオマエには必要無いかもしれンが何か合れば頼ってくんしゃい。

揶揄を織り交ぜながらのオマエさんとの会話は中々なモノ、俺を愉しませる為に此処は一つ宜しく頼むぜよ、麗皇サン。(口端持ち上げ)
#それに仮にも御兄様と紹介されたからには(するか否かは別に)其れらしい事言わンと男が廃るき(ニヤリ)

ま、此からも適度に頑張ってくんしゃい。

#二丁目
忍足家の一族
#駅長

仁王雅治

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369 :観月はじめ
2010/06/20 02:37

砂糖は入れない、ミルクも入れない、ストレートで嗜みたいの、紅茶もあなたも。

梅雨入りしたばかりの優雅な午後。空調の利いた室内に、淹れ立ての温かい紅茶。目の前には、君の憂いた表情。
雨雫の様な薄い水膜を張らせた僕の瞳。其の中心を煌めかせながら、人知れず胸の奥を淡くときめかせて。紅茶を嗜む貴方の唇を目線のみで、追う。

陶器と陶器の擦れる、控え目な音。
華奢なカップの柄に絡んだ、其の白い指。
湯気の向こうに霞む、君の顔。
揺らぐ、前髪。
鼻腔に流れ込む、豊かな香り。
カップに添えられた君の美しい唇は、更に、美しく、歪んだ。

嗚呼、僕は、
――君のカップに成りたい……

然う切に願った次の瞬間、カップは君の手から滑り落ち、スローモーションで紅い液体が舞い上がる中、床に叩き付けられて粉々に。
此れを世間ではひとえに、斯う、呼ぶ。

>> ………当たる前に、砕け、た、

芳醇な香りと背景の薔薇に埋もれてこんにちは、観月=姫=はじめです。残念ながら僕の姫はじめは、未だです。

冒頭から御目汚し申し訳有りません、

・紅茶と恋、
・少女漫画風、
・えろす、
・当たって砕けろ、
・残念な感じ、

以上をお題に頂き、僭越ながら久し振りの僕で書き綴ってみました。
と云うか此のお題、恐らく提示されなくてもうちの日記のコンセプトな気がしないでも無いのは僕だけで、しょう、か。特に下３つ。何時もながら突っ込み待ちです。

今日は幾つか御便り返しを。

>> 白黒レトロノーム / 不二君
今晩は、はじめははじめまして。バトン受け取り有難う御座いました。スルー可でしたし内容が内容だっただけに、まさか拾って頂けるとは思っても居なかったので、本当に有り難く思って居ます。僕が１年半前にバトンを回してから今日迄、色んな事が有りました。不二君は如何だったでしょうか。
と云うか一瞬、愛読表記を外して欲しいとの苦情かとはらはらしましたよ、僕は案外気の小さな男なんです、ええ今もはらはらして居ますとも、若干。
嗚呼、然うだ。不二君は林檎が御好きだと聴いて居ましたが、林檎の焼き菓子も御好きですか。

>> はしらーずの日常 / 越前君
乾君のアレに、反応有難う御座いますですよ。あの日君を含めて計５人の方から反応が有りました。眼鏡は満足です。
400杯の乾汁は純粋に達成を祝う気持ちと、倖せな君達への嫌がr、なんて嘘ですよ（んふっ）

>> cross-℃ / 不二君
昨夜は御世話に成りました。待って頂いたのに不測の事態により、戻る事が叶わず大変申し訳無かったです、いや本当に。
僕も君の日記は拝読させて頂きますよ、又御会いした際は宜しく御願いします。

>> 智慧者猫のエトワール / 越前君
バトン回答有難う御座います。『手に持って食べるとクリームこぼれるから舐め取らないと』って僕はそんなにえろく無いですが、詳しい形容嬉しいですよ。
又、ちーかまを一緒に美味しく頂きましょう。

>> こゆ薔薇 / 跡部君か不二君
嗚呼、あれがモノ/クロ/ブーですか。態々写真迄有難う御座います。と云うか見た事有りました、ええ。近所に売ってます。
ちょっとだけ…欲しいかも知れません。

- - - - - -

雨脚を突っ切る車が往き交う独特の、音。
其れが不意に途切れた時、僕の内側の留め金が、カチリ、外れた様な錯覚に陥るんです。
雨の日の夜は静かに更けて往く。
天から舞い落つる度に空中の穢れを飲み込んで、地に、沈む。そしていずれ又、天に、還る。

月が見えない夜に決まって思う事は、同じ。月は見えなくとも其処に、在る。
不可視な物なれど、其処に在ると解って居るからこその安心感。胸の一番底の部分に、口にした紅茶の如く緩やかな熱が深く染み渡れば、恐らく僕の描いた物と、同等。

僕はそんな存在に憧憬を寄せる。
願わくば…月と同系色の、乳白な温度を纏って。

- - - - - -

次頁は、御兄様に御任せして有ります。宜しく御願いしますよ。
嗚呼、御持て成しの紅茶はアッサムで宜しいでしょうか（二人分の紅茶をティーテーブルに）

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368 :丸井ブン太
2010/06/18 21:21

今覗いたら偶々赤也の日記が目に付いた。見慣れた表紙。癖の様に手に取って頁を捲る。
其処に綴られて居たのは、随分意思のしっかりした筆跡と文章で、彼奴は入部して来た一年半前とは凡そ別人みてェで、俺が知らねェ内にデッカく成ってってンだなァって妙に感心しちまった。
屹度彼奴は真っ直ぐだから。真っ直ぐ過ぎるが故に曲がった事に遭遇したら疲れちまったり、我慢したり、見えねェ処で人一倍苦しンでる気が、する。
気に喰わない部分が有る、とか笑っちまった。御前相変わらずストレートだよな、俺は然う言う所が凄ェ気に入ってるし、救われたりもする。
ハハ、俺もスッゲェ赤也達が、スキ。パフェとおンなじくれェ、いンにゃ、もしかしたらパフェより……って何だコレ何言っちゃってンの俺。

てか俺から鳩が舞い込むと、そわそわって何だよ其れ。心配性とかって言われっと、便りの無いのは元気な証拠、の典型的パターンか俺は、何て考えちまって、嗚呼然うだよなァ俺って何か有った時か今時の中ニ事情知りてェ時とかしか連絡してねェもンな、つうか悪ィ、こンな気紛れな先輩で。だけど赤也は何時も即レスくれっし、俺が直ぐ居なくなっても嫌な顔一つせず、又フラッと現れて発した言葉も一言一句キチンと拾ってくれて、優しくて温っけェって思う。ホント…サンキュ。

つうか俺よ、ぶっちゃけ御前と１個しか変わンねェケド。ジェネレーションギャップに萌えるっつうか話してて面白ェ。こないだはキャラクターシールのオマケの付いたチョコレートの話、したよな、あれ俺も実際に食った事無ェンだよ、チョコレートって事は美味いンだろうケド。何時か食ってみてェ、ビッ☆リ☆ンチョコ。

嗚呼、赤也の時代はムシ☆ングだったりかよ、俺もム☆キング知ってンぜ、ウチの弟チャンズが嵌ってっから。今は何かハイパーコマだかなンかも流行ってるよな、改造して攻撃型にしたり防御率を調整したり。あれ地味に面白ェ。俺等の時代って言やァ駒はベイゴマと相場は決まってて、チ☆☆巻きとかマ☆☆巻きとかでキツく糸を巻いたりしてたモンだ。アレ、如何して子供の遊びに放送禁止用語が使われてンのかね不思議、……って俺ってば古き良き時代の昭和人かよ。
嗚呼然うだ、なァ赤也赤也、御前ラララ/ラブ/ソングって誰の歌だか知ってるか。

属性詐欺ってる彼奴から電話が有った。不在着信有。call、20秒。御前発信先間違ってンぜ？っつったら間違ってねェとか抜かす。あーアレか、浄水器買って欲しいとかかよ。悪ィ、間に合ってる。ナンテ、又会ったらシクヨロ。

- - - - - -

>> 孤月　橘妹・財前
350、御芽出度う。
上がる度読ませて貰ってマス。白石クン御疲れ様。

- - - - - -

22時迄しか自主練出来無ェから頑張りマスカ、後30プン。

- - - - - -

ハイ、自主練終了。
彼奴、日吉から連絡無ェなって思ってたら、ちゃンと返事は来ててしかも既読になってた。其れに気付いたのは24時間後。
俺は貰ったら必ず返してますから、最近貰った中で嬉しかった言葉。

今年の西瓜、甘くて美味えええ。

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367 :乾貞治
2010/06/18 00:00

> ※ 卑猥的内容につき閲覧注意、

俺の、というか俺の分身の可愛い後輩がある朝突然、あなたの日記を見つけました、と言って来た。俺はその日遅刻すれすれになりながらも学校へと向かうべく懸命に駅まで走っていたんだが、驚きのあまり口に挟んでいた朝食のパンを落としそうになった。
なんていう事だ、ついに見つかってしまったのか。
俺が、というか俺の分身がひた隠しにしてきた事（主には俺の存在）をあっさり発掘された感じがして、なんだかいたたまれなかった。そしてこの卑猥な日記も彼に読まれてしまうんだろう。
どうもこんばんは乾貞治です。それでも乾が一番好き、とハート付きで投書をくれる君、そう君の為に今夜も眼鏡は筆を執ります。本当は触るのは筆じゃなくてキーボードなんだけど、そういう揚げ足取り的なスタイルを常時装備していた昔、半年ロムってろとお叱りを受けたのを切っ掛けに更正、執行猶予付きでなんとか今日に至る。

今日は某わいせつ的友人からお題を貰ったのでそれに付いて語りたいと思います。
というかお題があまりにも卑猥過ぎて、ここに全文載せる勇気がありませんでした先に謝っておくよごめんなさい。
例えば、もろごをロール内でどのようにして暈すかとか。ちょっとそんなのここに書けないよ！××は自身で××は楽園とかじゃあないの…よく知らないけど。というか楽園については突っ込み待ち。
俺のロールは行きあたりばったり系です。その時その時の雰囲気でニュアンスで回している傾向にある。……ニュアンスロール（ちょっとえっちな発音で）そんなオリジナリティ色の濃いニュアロルは、果たして相手に伝わっているのかはなはだ疑問です。
官能小説でも読んだりすれば少しは経験値が上がるのかもしれないが、生憎とその手の類は全くといっていいほど読まない。なので俺の持ち駒は大概オリジナル。たまにロール内で変な表現とか比喩とかしちゃっているような気がするよ。行為中に相手が咽せたりしてるのはその所為かもしれません。

……前振りが長過ぎた。
取り敢えず今夜は、与えられた中でも一番安全性の高そうなお題で行く。ち×びについてのエピソード。※苦手な方は閲覧をお控え下さい。

ち×びと言えば肉体における魅力的な飾りの一つだが、俺はこれが無かったらおよそ残念な性生活を送る事となる。ち×びは顔でいうところの目、だ。これが無かったら軽くのっぺらぼうだ、俺はどこに話し掛けていいのか解らない。
ではいかに、ち×びが魅力的かという事を語った有名な都市伝説を以下に紹介しよう。

ある所に両親と一人の幼い男の子が住んでいた。絵に描いたような幸せな家族に、やがて更に新しい家族が加わり、念願の妹が出来た男の子もとても嬉しそうだ。だが次第に妹に関心が移り始めた母親に寂しさを覚えた男の子は、妹さえ居なくなればと良からぬ計画を企てる。夜中両親の寝室に忍び込み、眠っている母親の乳首に毒を塗ったのだ。翌朝、後悔の念に苛まれた彼が毒を拭う為、布巾を手にして寝室に入ったが、時すでに遅し。母親の隣で息絶えてしま、って、いた………

………父親が。

というか俺はこの父親がどうしても他人には思えない。どうか浮かばれますように。

最後に。
どうして女性は乳首勃ってるよねって聞くと勃ってないってバレバレな嘘をつくんだろう。
服の上から掌を宛てがい、もう勃ってるよ、と言うと、勃ってない。
シャツを捲り上げてブラジャーの上から指先で擦り、勃ってるよ、と言うが勃ってない。
背中のホックを外し剥き出しの片側に舌を這わせ、勃ってるじゃないかと指摘しても、勃ってない。
全て脱がし終え、挿入を果たしながら耳元で乳首勃ってるよ…と囁けど、勃ってない。
めくるめく行為終了後、彼女を腕枕しながら乳首勃ってたね、と言えど、勃ってない。
一緒にお風呂に入り、バスタブで彼女を後ろから抱きかかえながら、やっぱり勃ってたでしょと聞いてみるが、勃ってないよと返される。
あれから二年。別れた彼女から電話が掛かって来て、久し振りあの時乳首勃ってたよねと尋ねると、勃ってない。

俺は童貞です。

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366 :跡部景吾
2010/06/16 23:54

>>　wear、

匂いと感情は直結して居る。
最近其れを実感せざるを得ない。
懐かしい香り、嗅ぎ慣れた匂いに、いとも容易く記憶の引き出しを弄られる。
時に鮮明に、時に残酷に。

最近自らをコントロールする意味も込めて、行く先々に纏う香りを変えてみた。
試験的に始めた試みだったが、一滴垂らしただけでも即座に感情が切り替わるから――不思議だ。

誰かが、昔言って居た様な気がする。男にとって服は戦闘服、だと。
上手い言い表しだと思った。そして其の通り、だとも。

制服を纏えば、生徒会の壇上へ立つ気概、レギュラージャージを纏えばプレイヤーとしての自尊心を携える。

屹度、香りも同じ事なんだろう。
不可視なウェア、戦闘体勢、そして目に視えぬ薄く潤った保護膜。

だからこんなにも安心する。
最近何時も傍らに有る、今、最も身近な香り。

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365 :跡部景吾
2010/06/15 23:59

屋敷内の一等日当たりの良い箇所に、凡そサンルームとは呼べねぇ様な小さな部屋が有る。場所は南西。
人の来ない其の場所は、俺の格好の昼寝場所だ。

其処は四方が硝子に覆われ、尚且つ建物から床面積の三分の一程が突出した一風変わった造りになって居る。
硝子の床に立つと遥か下方に自分の影が落ちて、まるで空中散歩をして居るようだ。ガキの頃は此の吸い込まれそうになる感覚が苦手だったが、慣れちまえば快感此の上無ぇ。

硝子の床に横たわり、硝子の天井を仰ぐ。
泣きそうな空の色。重たく横に伸びた分厚い雲。
程無くして、一滴目の雨垂れ。
其れが合図かの様に、次々と天井に落ちる水の粒。
天井を余すとこ無く濡らして、視界を歪ませる。
もう雲の形も空の色も解らない。滲んだ水彩絵の具の様に、冷たく重い色が拡がる。

壁伝いに流れる様は滝の様で、内側から掌で触れる。硝子越しの指の間を滴り落ちて、下の芝生へと吸い込まれて往く。
次第に強くなった雨脚は、此の小さな箱ごと洗い上げる様にして雨粒を叩き付ける。余りに激しい雨に、自動で食器を洗う装置の中に迷い込んだみてぇに思う。
全て拭い落とす様にして。酷く無感動に、酷く力強く。

何とも言えねぇ不思議な、感覚だ。

- - - - - -

突然泣き出した空に目が覚めた。
スコールの様な雨に、窓の外は白くけぶって居る。

彼奴は眠れてるんだろうか。一人懸念しながら携帯を握るも、眠って居るところを起こしちまうのが嫌で直ぐ様ベッドマットの上へと投げた。

苦手だと何度も聴いた雨の中、一人にさせるのは忍び無く。
せめて、其の夢の中は晴れて居る様にと祈りを込める。

（個人的には拍手の鳴り止まないホールに立たされて居る気がして、雨はそう嫌いじゃ、無ぇ。）

[ 06160309 ]

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364 :越前リョーマ
2010/06/14 23:59

遊園地デート

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363 :乾貞治
2010/06/14 18:18

ジューン=ブライド、ラブ=イズ=ブラインド。
今年も雨季足立つ季節がやってきたよ、手塚。

いつも冒頭で話し掛けている手塚は誰なのかと問われました、乾貞治です。
いやその、誰って手塚は手塚に決まってるじゃないか、我が部の部長、手塚国光。恐竜を召喚しちゃったり、大津波を起こしちゃったり、隕石を飛び移ったり出来ちゃうってもっぱら噂のあいつ。あれ、隕石に飛び乗ったりしてたのは越前だったかな。まぁいい。取り敢えずうちの部員にまともなやつはいない。
ああ、俺かい？俺は今時のアブノーマルを気取りたいノーマルだよ。

友人の手塚と不二が今月婚姻関係を結んだらしく、しあわせそうな仙人掌の写真と共に報告のメールが来た。本当に、綺麗な二人だな、と君たちに触れるたびに思う。
おめでとう、どうか末永くお倖せに…。出来ればブーケは俺宛に放って下さいとかそういう浅ましい事は言わない、言ってはいけない。浅ましいと携帯で打ち込んだら、予測変換機能により浅＊間＊山＊荘＊事＊件と出たが一体全体俺の携帯に何があった、それについても語りたいが今回は触れない、今日は結婚の話題。でも俺もちょっと立て籠もりたいかも、とか言ってみちゃったり。

そんな手塚と今日、外にランチに出た。メニューを決めてオーダーを通した後、向かいの席に座るOL風な女性三人に気付く。手塚があまりに寡黙なので必然的に俺の耳にも彼女達の会話が届く。

「ねぇ、私この間のＧＷに素敵な彼と知り合ったの。彼ったら私に首ったけみたい」
「あら、私も最近新しい男と出会ったのよ。それで今の彼とどうするか考え中なの」
「へぇ、私なんか２人の人にお願いだから結婚してくれって言われて困っているのよ」
「え！？あなたが？誰に？」

「父さんと母さんよ」

いぬいさだはる、15歳。
飲んでいた水を噴き出しそうになりながらも、心の中で拍手喝采。

だけれど、え、あなたが？という二人の反応になんだか…
いや、その、一般的に見たら美人な部類の彼女の裏に、何が隠されているのか気になるところ。

……結婚か、俺もしてみたいよ、手塚。

- - - - - -

> ～はしらーずの日常～

400page、おめでとう。
俺からは400杯のゴールデンデリシャスハイパー乾汁エクセレントアルファ、を贈るよ。
君たちも結婚はそろそろ、なのかな。

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362 :越前リョーガ
2010/06/14 07:45

>>　nontitle、

最近、corridor、所謂廊下が一番落ち着くっつう情けなくも不可思議な現象に見舞われちまって、オフの日の幾らかの時間を其処で過ごしたりなンかしてる。
建ち並ぶビルの影になったアパートの一角、背中を預けりゃザラつく砂壁と、安っぽい照明は向こうの端が切れ掛けなのか、不規則な調子でチカチカと小煩い。
夏だっつうのに冷えたコンクリートの床と天井。薄い亀裂が幾重にも重なる床、鉄鋼が所々剥き出しになっちまった天井は、何処か日本じゃ無ェみてェなカンジがして、俺ァ何処かでそンな所に寄り処を感じちまってる。
――ハ、ホームグラウンドでhomesickかよ、情け無ェなァ、ったくよ。
苦味を含ンだ自嘲を吐いて、緩くかぶりを振って自らの髪を乱す。

タンクにシャツを引っ掛けただけの簡素な格好で、塗装の剥がれた金属の格子に両腕を投げ出し身体を寄せる。
中の錆止めが赤黒く顔を出しちまって、視ように拠っちゃ痛々しい。けどよ、隙の無ェ御誂え向き（オアツラエムキ）の豪奢な部屋より、斯う云った拙悪な造りのがよっぽど安心、すンのよねェ…

冷たい金属に自重を預け、双眸を引き結び、天井を仰ぐ。瞼の裏にまざまざと蘇る残像。閉じた瞳にも届く明滅を繰り返す蛍光灯のモールス信号は、記憶がハレーションを起こすのを手伝うには充分だった。

いっそ充分過ぎる程に。

嗤っちまう位ェに記憶とイマが交差する。

そンな朝だった、御前が雨が嫌いだっつって泣きそうな顔を見せたのも。女々しいですよね、と力無く笑ったのも。

此の〝トウキョウ〟の夜は眠らナイ。多くの人間を収容したスモッグの下。毎日が重苦しい曇り空。
だから夜が明ける迄、雨が止む迄誰しも不安になっちまう、

御前も、そして、俺も、
互いに例に洩れず、

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