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ウォーターメロン~綱模様の奇跡~
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106 :
忍足謙也
2010/03/26 01:58
数年前、満開の桜の木を後ろに花嵐に掻き消された答えが何やったか、忘れた。
秤に掛けるなら、て知りたかった二択の答えの何れか。今思えば俺と正反対の答えやった筈や。其れなんに俺の望む答えを知って敢えて其れを紡いで動いた。今となっては唯、残念や。
掌を握ってくれる力、横を歩いてくれる足音一つ、其の存在は強い思うてたけど其れは弱かった。屹度、驚く程に。想像以上に遙かに。
儚い筈やのに見た花は記憶ン中で赤く、強く、鮮烈に視界を灼いた儘に褪せず今も乱れ咲いとる。
今年はどんな桜が見られるやろう、
願わくは、“お前”と一緒に。
花粉症で見られへんちゅう落ちも有るんか、なんて思うたり。
思い知らされた事が有る。今迄如何にしても自分に掛からん暗示を無理に掛け様として来た自分が少し阿保らしゅう思える今日此の頃。
お前やから、ちゅう理由で今迄悶々と悩みに悩んだ事を説明付けられる気がしとる。此れは、云われた台詞なんやけど。完全には自分を説得し切れとらん気するけど、俺は其れで充分。敢えて其れに甘んじたいかもしれん。嫌われるかもな。
決して面倒臭いっちゅう理由からやなく。
> 近況、其れから、
>(花見の思い出話、)
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