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caprice*surprise
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11 :
不二周助
2008/12/10 21:52
数年前に出逢った詩に、今日再び出逢った。
正確には朧気な記憶を頼りに見つけだしたんだけど。
それは幸せについて書かれた詩。
当時の僕は酷く共感して、その詩と詩人が好きになった。
そして今日もまた、その詩を読んで、やはり好きだと思った。
ただ、思考と感情、思想と理想はそれぞれ違っていて。
最初にその詩を読んだ頃の僕は、詩人の言うような幸せが良いと、思った。
でも今僕が手にしている(…と、いうか与えて貰っている)幸せはどちらかと言うと詩人が否定したものに近い。
絵に描いたような、嘘みたいに、夢みたいに、幸せだらけの、幸せ過ぎる、幸せ。
けれど僕にはその幸せが、幸せな日々が大切で、確かに幸せ。
例え他の誰もがその「幸せ」に幸せを感じなくても、僕は多大なる幸せを感じているのだから、それで良い。
あの頃の僕の考えとは真逆に居ても、僕は今とても幸せだから、それで良いんだ。
そんなことを考えながら、人は不思議で面白いと改めて思った。
自分でさえ、思っていたことと現実が違うのだから。
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