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Cherish
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41 :
南健太郎
2010/01/21 00:40
雨が降って居るのかと思った。
星空を確かめるべく外に出ると、何処と無く白い夜が拡がって居た。
最初は、雨雲が出て其れで白いのかと思ったがどうやら違って居た様だ。
等間隔に並ぶ街灯の明かりを確かめながら歩く内に春を思い出した。
此の、ぬるい湿気が肌理に張り付く感覚と、何か解らない草木の芽吹きの匂い。
春は着実に近付いて居る。
春の夜は、君の手の温もりを思い出す。
一人より二人で歩く方が、きっと暖かい。
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