top
┗
誰かの夢の跡...
┗21
21 :
白石蔵ノ介
2009/08/08 13:34
# 何を犠牲にしようとも願う事は一つしか無かった。
先日言い渡された通告。
頭ん中は真っ白やのに理解しとる自分も存在しとった。
頷くのは簡単、俺は出来た筈やった。前の俺なら…
様々なピースが欠けて欠落しとった感情が蘇る迄そう時間は掛からず、去年の事を思い出した。
あれからもうすぐ一年が経つ。
現実と理想、絶対的なもんと不確かなもんの狭間で生きて足元だけを浸らせて、努力はしてんかったんやと思い知った。
初めて、縋ったんやろか…いや、唯のガキ臭い我が儘にしかならんかったやろうな。
俺が問う事に返ってくる理由を耳にしたら、仕方ない…て思うたんやけどな。
聞いてく内にそんな理由なん唯の歩く先にある障害物でしか無いて思えてきて、最後に吐き出した言葉に全てを賭けた。
要するにや、
何や倦怠期っちゅうやつやったんやろうな。
今は前以上にベタベタしとる気ぃする…。
あのセンセが…こう、色々恥い事ばっか言葉にしよるから調子狂う。
嫌やないけど。
うん、素直に愛しいなる。
失いそうになって気付くもんはあるんやな。
センセの存在がどれだけ大きいんか、よう分かった。
愛しい…
[
返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]