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五つ星。
 ┗167

167 :跡部景吾
2007/05/09 16:46

6日、昨日夜更かししたにも関わらず、朝はいつもと同じ時間に目が覚めた。
夜中から微かに聞こえていた雨音が部屋に響く。
重い瞼を上げると、昨日と同じように気持ち良さそうなジローの寝顔が見えた。
(と思ったら、起きていたようだな)
静かに名を呼ぶと言葉にならない声で反応があったので、
おはようのキスを送る。
朝起きて一番に、こうしてジローに触れられて、キスが出来て幸せだ。
寝起きのぼやけた意識の中で感じるジローの温もりに引き寄せられて、
触れる手が止まらなかった。
ジローが愛しくて仕方ない。

午前中に外せない用があったので、先にそちらを済ませ、
昼食までの短い間ベッドに座ってのんびりとした時間を過ごす。
昼食後はまた部屋に引き篭もり、先程の続きを。
…そういや昼飯に何を食ったのか思い出せねぇな。
今度ジローに確認してみるか。
夕方にジョン(仮)の散歩に出掛けたんだが、
雨男の俺と雨犬の愛犬のせいで、外はかなりの雨模様だった。
傘を差して一緒に雨の中を散歩する。
帰宅してからは部屋に戻り、ベッドの上で温もりを分かち合う。
カーテンを閉めた薄暗い部屋で見るジローはとても綺麗で、
いくら抱きしめても足りないくらい、可愛くて愛しくてどうしようもなかった。

夕食は外で取る事に。
オムライスとピラフを食べながら、町の話に花を咲かせる。

ずっと待ちわびていた日常デートの最終日。
ジローと居る時間はいつも笑顔で、
まるで夢のような幸せに包まれている。

次にゆっくりと時間が取れるのは数ヵ月後かもしれないが、
一秒一秒を大切に、これからもたくさんの思い出を刻んで行きたい。
勿論、ジローと一緒に…な。

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