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五つ星。
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46 :
跡部景吾
2007/02/26 20:46
空白の一週間。
発熱・喉の炎症・咳・鼻と、腹痛以外のあらゆる風邪の症状を網羅した。
ジローと逢えない間は自宅のベッドで犬と一緒に安静にしていた。
誰よりも俺の体調を気遣ってくれたジロー。
メールの文章からも切ないほど気持ちが伝わってきて、胸が締め付けられた。
こんなにも大切に思ってくれるヤツがいて、俺は本当に幸せ者だ。
>【猫バトン】
>・これが回ってきたら次に書く日記の語尾すべてに「にゃ」「にゃん」「にゃー」等をつけなければならない。
>・「な、ぬ」も「にゃ、にゅ」にすること。
>・一人称は必ず「我輩」にすること。
>・日記の内容自体は普段書くような当たり障りのないもので構わない。
>・日記の最後に5人！回す人の名前を記入するのを忘れないこと。
>・既にやったことがある人でも回されたら【何度でも】やる事。
2/23～2/24*記念日
覆水盆に返らず、とはよく言ったものだにゃ。
我輩の言葉が水だとして、例えば誰もいにゃい部屋のテーブルに零したのにゃら、
それは盆に返す事も出来たのかもしれにゃい。
だが土の上に零した水は手を差し伸べる暇もにゃく見えにゃい場所に吸収され、
その後どういう形で処理されたのか…
または蒸発してしまったのか、我輩には知る術もにゃい。
この日は我輩がジローと言葉を交わして、初めて後悔に近い感情を抱いた日だったにゃ。
…それが22日の夜。
夜更かしが祟って23日は朝から熱が再発したにゃん。
いい加減部活にも顔を出したいのに、気持ちばかりが焦って身体は完治に至らにゃい。
無理をしてまでジローに酷い事を言った罰だと、大人しく一日ベッドで休む事に決めたにゃ。
身体が疲れているせいか、いくら寝てもすぐに意識が遠退くにゃん。
ここ一週間そうしていたように、今日も携帯を片手に犬と一緒に転寝を繰り返していたにゃん。
夕方、ジローの記念日が近い事を思い出し我輩なりの気持ちを形にしようと試みるにゃ。
食欲だけはあるものの、夜ににゃっても熱が一向に下がらにゃいので部屋に帰るのは諦めて、
ジローとメールの遣り取りをしていたにゃー。
日付が変わると同時に気持ちを贈ったが、喜んでもらえたようで我輩も嬉しかったにゃん。
やはりジローには笑顔が一番似合うにゃ。
さて、と。
このバトン、次は乾*に挑戦してもらおうかにゃん。
頼んだぜ、青学のブレーン。
ひやしあめ氷帝D1～復・活～の宍戸と鳳。
拝啓…あなたへの鳳。
お前たちにも回しておくにゃ。
***
どうよ、俺様にかかれば猫だろうが犬だろうがお手の物だ。
これでジローが少しでも喜んでくれれば、俺も満足なんだがな。
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