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体感温度
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131 :
宍戸亮
2009/02/08 20:53
ふと今まで綴って来た日記を読み返して…、あの頃はあんなにも狂おしい迄の想いを持っていたんだと、何処か懐かしく思う。
なかなか手が着けられなくなって、日記を綴る事が少なくなり…長太郎とは今声を聞く事も逢う事もあの頃よりはぐっと少なくなった。
だからといって、気持ちが薄れた訳じゃねぇ。自分の中で昇華する事を覚え、焦りや不安が一つも無くなったから平気なんだよ。
時が経てば周囲は変化し、それに伴い俺達も成長して行く。
離れて居ても、例えば半年連絡が取れなかったとしても、待つ事が出来る。そう思えるようになるまで、自信が持てるようになるまで、長太郎は辛抱強く行動で示してくれて来たから。
なんて言えば良いのかな…、これほど穏やかに想い続けられるなんて二年前は思って居なかった。
これからも続く長い付き合いの中で、お互いが忙しい時もあるし、生活が変わる事もある。でも、長い目で見ればそれは僅かな時間な訳で…。それよりも、そんな時に支え励まし癒やし合える、そんな心の余裕が大切なんじゃねぇかな…。
求めるばかりじゃ、子供と変わらないだろ?
良い意味で依存し合える関係が、お互いの為にもなると思うんだ。
今は大変な時期だから、俺の為に無理して時間を作る必要は無ぇ。
ただ、疲れた時や折れそうになった時は出来る限りの事をしてやりたい。
傍目にはそうは見えないかも知れないけど…それでも断言出来るよ。想いの深さで言えば、あの頃より…今の方がずっと深く愛してるって。
お前も、そうだろ?長太郎。
…なんて言ったら、どんだけ自意識過剰なんだ…なんて思われちまうかな?
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