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体感温度
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74 :
宍戸亮
2007/07/24 12:21
7/23.1900～7/24.0530
デパート
夏祭り用の甚平を買いに。
長太郎は薄灰色の矢絣模様、俺は濃紺で桜の花びらの模様。俺が桜が好きだと覚えていた長太郎はソレを理由に。
俺はあいつに似合うと思うって理由から。
意外と即決派な長太郎にちょっと笑ったり。
それから喫茶店でまったりしようと思ったんだけど…再び携子が機嫌を損ねて30分以上フリーズ…慌てて帰って来た俺が見たものは、変わらず珈琲を飲みながら待って居てくれた長太郎だった。
あんな時間なのに…帰宅時間超過してたせいでその後二～三言しか話せなかったけど…帰って来てくれて嬉しいって、有り難うって言ってくれた…。
俺の方こそ…待っててくれて有り難う。そういう行動の端々にあいつの想いが溢れてるようで…迷惑掛けといて不謹慎だけど…大丈夫なんだって安心したりする。
大丈夫ってのは…頼ったり甘えたり、飾らない俺を見せてもって意味で…。
あいつが俺にくれる言葉に何一つ嘘はないと、行動で知らせてくれる。
帰宅後のメール…嬉しかった…。
イルカのちょんたを抱き締めながら、長太郎を思い出して…嬉しくて…。
ここ暫く悲しくて涙を流した事がないのは、長太郎のお陰で…嬉しくて流れる涙はこんなにも暖かいものだと教えてくれたのもあいつ。
…好きだよ…大好き…。
いつも有り難う…。
好きだよ…長太郎。
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