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体感温度
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97 :
宍戸亮
2007/08/25 01:29
8/23.1900~8/24.0500
丘陵
丘の上に建てられた東屋のベンチで待つ恋人の背中に、そっと近付いて包み込む。
何時も俺がされている格好を偶にはあいつに。
…後ろから頬寄せ合って、指先を絡めて…お互いの温度を分け与えて。気温は暑いけれど、そんなのは全然気にならなかった。
…あの体勢になると、愛しいと思う気持ちがこめかみや頬、首筋へのキスとなって自然に出来るから不思議…。
暫くして長太郎に包まれる体勢に交代して、甘やかな会話を楽しみながら穏やかな時を過ごすのは本当にあっと言う間で、きっと時間と体力に制限が無ければ何時までも一緒に居られるような気がする。
途中不意に長太郎を困らせてみたくなって、擽ったり悪戯したり…そんな些細なやり取りで、昼間溜まったストレスや苛つきが一気に解消されて、癒されるってこう言う事なんだと実感する…。
出逢って半年過ぎた今、当初よりも触れ合いは増えたけれど、長太郎と過ごすあの穏やかで優しい空間は何も変わらない。
お前のその性格に苦笑いしたくなる所も偶に見せて貰って来たし、それでも俺はお前が好きなんだから、そのまま変わらずに居てくれよ。
大切で、大好きなんだよ。
…お休み、長太郎。
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