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夜舞―やまい―
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7 :
跡部景吾
2007/04/23 02:34
夜中お前を一人きりにして泣かせたくない。
そんな台詞を軽々しく言ったのが何時か何て今になっちゃどうだっていいことだ。
夢と現実とで揺れている。
俺様だったら夢を勝ち得られる筈だろ。
恐怖であろうとも他の誰でもないこの俺様の前では平伏す。貪欲に、今はただ貪欲に、だ。
ふと思い出した昔話でもしよう。
初夏、眠れず波に乗って見つけた此の町。
初めて出会った忍足と下らない話をしたのを覚えてる。
幽霊の話…だった。誰もいない教室で暇を持て余した。
色んな意味で初めての恋なのかもな。
二度と会うことはなかったが、今の俺に影響していると言ってもいい。
誰が何時自分に影響を及ぼすかわかんねぇもんだ。
つまり言いたいのは…、
まァそんな話どうでもいいな。
面白くも何ともねー話になっちまったぜ。
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