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◆◇秘密遊戯◇◆
┗427
427 :
跡部景吾
2007/07/03 00:33
部活終了後
監督と打ち合わせをして後にする学校
見上げた宵闇にぼんやりと浮かぶ月を見ては
今日も一日が終わったと小さく溜息を吐き
>重たいラケバを幾度背負い直して
>帰宅に急がせる脚
湿った空気は重く
梅雨の鬱陶しさを内包して身体に絡み付き
宵闇を見上げては
煌めく月にお前の面影を重ね
>柔らかく響く声
>跡部、と俺の名を呼ぶ彼奴の声の響きが優しくて
>温もりに触れたくなる
>無条件に
お前はまだ頑張って居るンだろう
俺はそろそろ帰宅するから
部屋でのんびり寛ぎながら、
お前のただいまを待とうじゃねぇの。
お前が帰宅したら
一日お疲れ、と
俺の腕の中余して遣ろうか。
>今日はお前にお帰りが言えたら善い
>お前も、俺の元に辿り着けると善いな（笑）
欲しいなら欲しがれとお前は言う
俺が素直になれねぇのを百も承知で
>言ってくれるじゃねぇの（笑）
>だったら早く帰ってこい忍足
>眠らずに待って居て遣るから
お前を甘受させてくれ
>お前の腕の中だけで甘えて遣る
気を付けて帰ってこい。
>俺の元に
.
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