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◆◇秘密遊戯◇◆
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429 :
跡部景吾
2007/07/03 10:04
明け方の風がカーテンを揺らし
己の隣に滑り込む温もりに気づけば
僅か相手側に身体を向け
その温もりに寄り添そうように近づいて
>悪戯に口唇を這う指先に
>寝暈けたように小さく唸り
>焦れたように彼奴の身体に腕を廻して
>口唇を掠める
>彼奴の柔らかな膨らみ感受しては
>早く眠れと言わんばかりに
>彼奴の身体を抱き寄せて
髪を梳く指先が
己の背を這う彼奴の指が
傍に居るからと、
無言の優しさで己に告げて
酷く安堵して深海へと潜る、意識
>堪忍、
何時もお前は遅く帰宅しては
眠気に負けて覚醒した後、そう言って俺に謝る
忙しいのは百も承知
謝らなくても怒りはしねぇぜ(笑)
>お前の空いた時間だけ、俺にくれれば其れで善い
愛しくて恋しくて
お前に触れれば何処までも堕ちていく
お前の存在が
声が、指先が、温もりが
>俺を包んで支配して
何も考えられなくなる
>お前の事意外、何も。
授業中、
背中越し彼奴の事を気にしては
時折上がる彼奴の視線に
意味も無く鼓動を高め
其の度に思い知らされる
>お前が好きだ、忍足。
屹度慣れることなく
俺はお前を見る度鼓動を逸らせ
触れるたびにお前に堕ちて往くンだろう
抱き留めると
俺の全てを其の腕で包んで俺を余すと
お前は堂々と言ってのける
>其れならば
>お前の全ては、俺が全て抱き留めよう
恋しくて愛しい恋人
日を追うごとに思いは深く
>愛してるぜ忍足。
今日も一日頑張ろうな(ぎゅうぎゅうぎゅうぎゅうぎゅむうっ)
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