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◆◇秘密遊戯◇◆
┗438
438 :
跡部景吾
2007/07/04 11:43
教室の窓に打ち付ける雨
密やかに振り続けるその風景に僅か眉潜め
>如何か傍に居てくれ
お前の言葉を胸中で反芻しては
離れたりするものかと心の中叫ぶのに
>言葉の難しさに、悔い堕ちる。
屹度どれだけ言葉を並べても
言葉だけではお前に届かないンだろう
だからこそ俺は、この身の全てでお前に伝える
>愛している、と。
奇麗な言葉を並べて
それに隠されて見失わないように
幾度悔い堕ちても 躓いても
お前が唯一だとこの身を刻んでもお前に伝えたい
>言葉よりも
温もりで
>思考よりも
真実を
伝えていく、努力をしよう。
>お前が黙った朝
>聞こえない声に取り残されて切なかった
>如何して俺は、言葉が巧く紡げねぇンだろうと
魂はお前を欲して
何時の時でも叫んでいるのに。
>離れねぇよ。お前が心から希む迄
離れる事なんざ、考えた事もねぇ。
>小さく吐息吐き
>背中越し彼奴の気配を窺っては
>今すぐお前の手を引いて
>教室を逃げ出して
>お前にこの身ごと、全ての感情を預けたくて
>お前じゃねぇと駄目なんだよ、忍足。
あの日お前が手にした枯れ掛けたア.バラン.チェ
>お前が其れを救ったんだ。
慈しみ愛情を与えて
もう一度麗しく咲く様にと
お前が命を吹き込んだ
>この先も、共に在ることを、願って。
甘えたな癖に、甘え下手で御免な(笑)
其れでも
お前の温もりを抱き締めるのも
お前の全てを抱き留めるのも俺だけだ
誰が触れることも許さねぇ。
>お前を、愛してる。
…わかってンだろう、忍足。
>――馬ァ鹿。
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