top
┗
◆◇秘密遊戯◇◆
┗492
492 :
跡部景吾
2007/07/18 11:28
明け方まで眠れず
うとうととしては覚/醒する時間を過ごし
双眸を緩く閉じ雨音に耳を済ませた昨日
緩くベッドの軋む感覚
俺の横に滑り込む彼奴の温もりが
腕を廻して此の身を抱き締めて
>今日はぎゅうした儘寝たるからな
俺が眠って居ると思ったか
小さく耳元で落とされる彼奴の声に
閉じていた瞳開き、お帰りを告げると同時
>強く抱き締められ閉じ込められた腕の中
>僅か身体を彼奴に寄せて
>その温もりの中緩く身じろぎすれば
>途端に零れる、欠伸。
…なァ、昨日ほど俺が現金だと思ったことはねぇよ(笑)
>御前の温もりに安堵して
>一向に訪れなかった眠りの波が
>あっという間に己を包んで
二人閉じる瞳、重なる寝息
一体俺は
何をそんなに緊張して毎日を過ごして居ると言うのか
御前の温もりに安堵して
御前の隣でやっと眠気が来る程に
神経を張り詰めて居るとでも言うンだろうか
>小鳥の啼く声
>目覚ましの音も軽くスルーし
>彼奴の腕の中心地良い波に揺られて
不意に背面を滑る指
己の唇を啄ばむ柔らかな膨らみ感受して
無意識に食み返しながら目覚める朝
眠い瞳を緩く瞬き
間近に有る彼奴の顔を見つめれば
角度を変えて深くなる接吻
起き抜けの互いの体温が二人を包み
彼奴の首に腕を廻せば強く抱き締めて
>背を撫でる指先に僅か甘い吐息落とし
>襟足を掴まれ仰のけられる顎
>僅か首傾け
>深く繋がる彼奴の舌を絡め取り
>甘く甘く、吸い上げて
細く引く銀糸
絡め取る相手の仕草に僅か表情を緩め
>おはようを告げ
>腕を廻して抱き締める彼奴の温もり
御前と供に訪れる朝は穏やかで
離れたくないと時折我儘を言っては困らせる
>御前の、宥めるような柔らかい微笑が見たくて
教室の窓から臨む穹は
未だ続く、曇天の梅雨空
一日が終わったら此処へ帰ろう、忍足。
>二人だけの秘密の寝床
>俺と御前が、安心して眠れる場所に
愛してるぜ、忍足
今日も一日頑張ろうな(ぎゅうぎゅうぎゅう)
.
[返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]