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◆◇秘密遊戯◇◆
┗83
83 :
跡部景吾
2007/05/04 04:24
>久々にダチと話の花を咲かせ
>帰り道見上げた宵闇の穹
>夜明けを見守るような月の傍に
>付かず離れず煌めく金星
>その二つの輝きに
>ふと彼奴の面影浮かばせては
>嗚呼、俺たちもあんな風になれたら…と。
>ただいま、忍足。
>遅くなっちまってごめんな？
ベッドに身を沈めて深く眠り捧げ
無防備に瞳閉じた綺麗で端正な面立ち
夕刻からの逢瀬で
俺に無理な注文ばかりしやがったあの気配は静まり
穏やかに寝息立てるお前の隣に身を滑らせる
俺の体重で僅か軋むベッドに
無意識か僅か此方へ体向けたお前の顔を見つめ
起こさぬようにその頬を幾度か撫でては
愛しげに己の指先で相手の髪を梳く
穏やかな寝息に誘われるようにお前の胸元に耳を寄せ
規則正しく繰り返される心音を聞けば笑みが零れた
偶には、甘えてみようか。
胸元に顔寄せた儘
その温もりに癒されて瞳を閉じる
朝までの僅かな時間、お前の傍にこうして居たい
好きだぜ、忍足。
お前の穏やかな体温と柔らかな匂いに包まれて
>何処に居ても、俺は必ずお前の元へ帰る。
…腰が痛い。忍足（むす）
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