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香炉、
┗361
361 :
宍戸亮
2008/06/13 07:59
>> 溢れ紡がれるのは組曲の様な
>> 幾多と曲調を変化為せる旋律
( 哀色の楽器は自棄に輝いて、 )
湿気が不愉快に感じた宵、指に伝った雫は其不快さも一瞬忘れる程に視線を奪取為れた。絡まる運命に翻弄為れた姿は宛然昔視た、在――…
未来に失望した微笑で俺の服裾を掴んで離さ無い指。外に居る訳でもねぇのに止ま無い雨が伸ばし掛けた俺の掌と裾を掴む彼奴の指を濡らし往くにも関わらず掛ける言葉を見附る事が出来ねぇ、泪を拭う事すらも(…悪ィ、)
―――‐
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