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拝啓、愛しのペリカンウナギ殿。
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144 :
跡部景吾
2008/05/15 02:15
姫は雪に似ていると、知り合った頃に思った事がある。
真白く透き通って何処迄も気高く、近くに在れば嬉しい。
あれから数年が経った今も其の気持ちに変わりは無ェ。
唯、恋をする俺は勿論愚か者だからな。
春の日溜まりにも夏の鮮やかな緑にも、そして秋の紅葉にも姫を見出しちまう様になっていた。
其の内旅先の土産物屋で見つけたこけしまで、アイツに見えて来ちまったらどうするか今日は本気で考えた。
其れでも自分では如何にも対処のしようが無ェから、姫が笑ってくれたら良いかも知れねえ。
―‥嗚呼、満足だ。
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