top
┗
拝啓、愛しのペリカンウナギ殿。
┗197
197 :
跡部景吾
2008/06/14 08:07
林檎をつけた事に深い意味は無ェ、が。
強いて言うなら、俺もお前も人間だからだ。
明日以降、外してくれて構わないぜ。
コレは、目印みてェなモノ。
それから―…そうだな。
お前が選んだ表紙の都*都*逸は、実は俺の好きなものの1つだ。
今は三*千世*界辺りが有名だが、アレも悪くねぇ。
星の数ほど、も嫌いじゃないぜ。
上手い事言うもんだと感心する。
いと*しいとしという*こころ、についてな。
理解できる、感覚だ。
昔を生きていて、今とは全く違う道徳観念を持ち、違う文化を身につけていた。
だが、理解できる。少なくとも、ある一部分は。
まァ文化の違いで理解に苦しむッつうなら、ハム*レッ*トどころか神話さえも潰えちまいそうなモンだが。
過ぎ去った時代の会った事もねぇ人間が、やけに。
―…愛しくも、思えてくる様な気がするじゃねぇの。
さて、昨日は久し振りの外出。
愛犬で親友のポチと丘陵で遊んで来た、は良いが。
自分が比較的突然出て行っちまったンじゃねぇかと今更になって気付き、悔やんでいる。…悪かった。
今日、6月14日は俺が初めての日記を書き出した日。
そして、ポチと初めて会った日、でもある。
自分が経験した全ての事は、過去でしかない。
それは充分理解した上で、それでも俺は「今」、アイツの事を大切に思っている。
毎日の様に遊んだ事も、異様に長いメールで連絡を取り合った事も。
「過去」の事に過ぎないのかも知れねぇが、俺にとっちゃ大事な記憶だ。
そして「今」、この俺はやはりお前を想うのだから。
それって「思い出」っつうには余りに現在進行形過ぎるンじゃねぇの、と。
ポチは相変らず、で。
余りに変わらないから、俺もアイツの前では、変わらないで居られる。
互いに少しずつ、変化しているのだろうが。
きっとそれは、こと俺達の友情にとっては瑣末な問題なのだろう。
放浪癖のある俺は、帰って来てから中々声が掛けられねぇ無様なチキンだ。
忘れられてンじゃねぇの、だの色んな考えが頭を巡り、結局、滞る。
だが、ポチならば。
覚えて居てくれンじゃねぇか、と。何処かで信じきっている。
小さな事で笑い合える、「今」が好きだ。
永遠とか、何だとか。信じられねぇ話、かも知れねぇけど。
俺はきっと、ずっと。お前を、好きだ。
ふとした瞬間にもお前を想うだろう。
何があろうと、…それは変わりそうにもねぇよ。
今度は、くろまめに会いに行こうぜ。
あの猫は町のアイドルだが、お前は俺のアイドルだ。
…昨日はそう、話したが。
アレは、悪ィ。嘘。
お前は、俺の愛犬で。そして、大切な友人。
俺の前では、アイドルなんかに―…したくねぇから、な。
[
返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]