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拝啓、愛しのペリカンウナギ殿。
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跡部景吾
2012/08/13 10:50
今日はプラシシとカフェで会う。以下、宍戸表記。
ざっと一年半ぶりの町だったが、変わらず綺麗な様子に安堵する。
練習試合が多く時間の融通がきかない俺に合わせてくれた宍戸に感謝しつつ、ミルフィーユを食いにオープンカフェへ。
かなり久し振りに会った筈だが、一ヶ月か其処ら会ってねえだけの友人同士みてェなノリだった。テンションはかなり上がってたンだがな。
近況報告をしつつ、練習試合で行った国の料理話だの。各テーブルで各々味付けッつうのは同じメニューを頼んでも違うものを食っているみたいだと云う意見に至極納得した。
メニューは宍戸がミルフィーユ、俺がチーズケーキ。甘い物は不得手なんで、アイツが二品で悩んでいたら選ばなかった方を頼む心算で居たが即決だった。宍戸は攻めるのが早かった様で何より。好きそうなケーキを訊ねてチーズケーキで落ち着いた。
後は珈琲か紅茶かで悩んでいたが、今日の雰囲気に合わせて店の奴がお勧めを選んでくれるらしい。面白そうなのでそれにしたが、後々凄まじく後悔する羽目になる。
まず俺には「イワシ水」を。漂う生臭さはテロに他ならなかったが、出されたものなンで一応は飲んだ。結果として飲めない事は無かったがこれは俺の感想でしか無ェし、延々生臭さが続いたので絶対にお勧めしねえ。
宍戸には古井戸で汲んで来た白湯。井戸で汲んで来た癖に水ッつうのが意味不明だったが、殺菌の為に沸かしたのではという事で飲んでみる。普通にいけたらしい。結局俺達が頼んだ中ではコレが当たりだった。
口直しにもう一つずつ注文した所、俺には「甲羅」。しかしこれは禍々しい見た目の割りに案外悪くなかったな。
宍戸には「粉悪秘胃」が。己のトラウマを目の当たりにした俺はアイツの胃を心配して「飲むな」と思わず言っちまったが、ケーキを半分こしようと言うアイツから「俺はこっちでいい」と珈琲を引き寄せた。負けず嫌いなのかも知れねえ。
アイツの話もした。元気だったと、近い内に知らせられたらと思う。
途中で空気の読めねえ監督から呼び出しがあった所為で急ぎ足になっちまったが、予約しておいたミルフィーユ30個を土産として押し付けた。パーティー出来そうとか言ってやがったが、あの程度なら普通に食えるだろう。
久し振りなのに気まずさを感じさせない宍戸が有難かった。
スナ@フキンとよく言われる俺だが、帰って来られる場所がある事に甘えている自覚は充分にある。友人に感謝を。
宍戸、今日は有難うよ。
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