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拝啓、愛しのペリカンウナギ殿。
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366 :
跡部景吾
2012/08/30 18:47
猫が俺をベタ褒めしてやがって気持ち悪ィから、多分明日はオレンジが降る。
…有難うよ、猫。
いつ会っても嫁以外見えてねえ猫はもう孫に囲まれて大往生でくたばれといつも思う訳だが、そう云う彼奴だから俺に付き合ってくれてンだろう。
何度も書いたが、頑なにもう恋はしないと思っている訳じゃねえ。現に彼奴に惚れてからのこの数年、別に操を守って来た訳でもない。
唯、彼奴と会った時の様な衝撃を受けた事が一度も無いッつうだけの話。
>「本気は、本気の奴にだけ」
彼奴の全てを、渇望した。
元より根無し草として生きて来た俺は、恋人を持った経験すら無い。
そのスタンスを崩す程欲しいモノは、矢張り世界にひとつなんだろうよ。
――そんな相手を見送った俺の虚無感を埋めてくれたのは友人で、何も訊かない猫だった。
猫の言う様なナイーブな所は無いと思うが、確かに寂しいだの何だのと口にするのは不得手だ。それを見通されてたのは癪だが。
何時か又、姫と四人で会おうぜ。
出来りゃァ桜の下で。五分咲き程度の花見が良い。
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