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チャラ人生代表者一名。
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347 :
丸井ブン太
2009/02/22 02:22
ただいまー。
無事帰って来れたぞ…!(フラフラだけども)
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# 0223
# 惚気集会にお呼ばれ。
嘘吐きは俺です。
携帯が震えて、タイルとぶつかった。その音が響く。シャンプーを手早く済ませてから、湯舟に入って幸村君の事をなんとなく考えてた。いつだって幸村君はなんとなく俺の頭の中に居るんだけど、今回は常に増して意識的に。此れ迄の事、此れからの事。気持ちの整理をしてから会わないと、自分が駄目になりそうだった。気付いたら泡風呂が唯の風呂になってた。
そこを出てからも足早に。浮かれる体を必死になだめて、呼ばれた場所に入って行った。ボディソープの匂いが鼻をかすめて、無い筈の時差を感じて始めの内は戸惑っちまった。幸村君に呼ばれるままに近寄って行くと、何日振りかの体温に酷く安心した。どんな経緯であれ、抱き締められたら涙が溢れそうになってた。
脆すぎる。昔から、本気な人に俺はめちゃくちゃ弱い。小さい事でも冷たく刺さる針を大きく感じたり、かと思えば嬉しさにどうなってもいいと思う日さえある。だからその分見せるのもそんな自分ばかり。解っては居るけど、どうしても上手くやりたいと思う。
感情の振り幅が大きい分、没頭するものがあれば一瞬でも忘れられるけど…この歳になってそんなのもうやめないととも感じてる。
そう簡単に癖は治らない。壁は高く厚いものだ。
正直俺の事本当に好きなのかなって思う日がある。大半はそんな日ばかりだ。見上げる彼とは身長差ばかりがあって、一向に縮まらないと思ってた。(最近牛乳を買う様になった。ただし、牛乳飲むとすぐ腹壊す体質だから買うだけに止まる…訳にはいかず、飲んでる。)
でも考え過ぎなのかもしれないな。
たまには外に出てこんなのも良いと思った。俺の話をしてくれる幸村君を見てるだけで満たされたよ。寧ろ俺は何も喋りたくねえなって力が緩んだ。幸村君を見てるだけでも十二分に満足なのに、俺の話をしてるなんて夢にも見たこと無い。
俺は過保護なのかもしれない。こんなに壊れ物を包む様に愛す恋愛は、初めてだから。そう片付けたい。
それでも包装を引き剥がして素肌で触れ合いたい時もある。秘密にするようにしてるけど、そのうち言えたらいいな。そんな俺見られたく無い気持ちもあるけど。
遠慮してる様に見えるだろうけど、そんなんじゃなくてもっと深い。深海に漂う生き物みたいに、流されては泳ぎ、流されては泳ぎ。そうして漕ぎ着くには時間が必要だけど。
だから本当の嘘吐きは俺なんだ。あれは半ば八つ当たり…かな。こんなに想っててくれてる、って勝手に感じたら疑ってた自分が心底馬鹿馬鹿しくて。凄エ嬉しくて、どう言ったら伝わるか解る筈無くて、あんな風に言っちまったくらい。本当はありがとうって言いたかった。駄目な子は俺だよ。
ありがとう。
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