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おいしくて、強くなる。
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日吉若
2010/09/11 00:36
俺にとっては退屈で長かった夏休みが終わり数日が経ったある日、宍戸先輩がうちへ遊びに来ました。
なんでも近くまで来る用事があったからついでに寄ってみる事にしたらしく。
勿論来る前にちゃんと連絡を入れて貰って、ですよ。
(先輩がうちに来るのはこれが初めてで…と言うか実は自分の家に人を招くの自体初めてだったから少し緊張したのは内緒)
道場が忙しくて迎えに行くのが夕方になってしまったので、駅からの帰りに晩飯を食べてそこで色んな話をしました。
家に帰ってからも部屋にテレビが無い所為か俺も先輩も話題が尽きなくてずっと2人で笑いながら楽しい時間を過ごしましたよ。
最終的にテンション上がりきって先輩が急に青学の乾さんや忍足先輩に電話かけたりして。
(忍足先輩はともかく他校の方と交流があったなんて先輩の交遊関係の広さに驚いた)
折角だからと俺も少し話させて貰って、先輩が引き続き電話してる最中に突然Gのつくアイツが出現したので俺が必死に殺虫剤で応戦してるとその姿を見ながら携帯片手に爆笑されました。
挙げ句電話の向こうの方に実況中継まで。(笑)
仕方無いんですよ、古家だし俺の部屋一階だし。
決して不衛生にしていたわけじゃないとだけはキッチリ主張しておきます。
(今疑わしいと思った方は宍戸先輩に聞いてみて下さいよ)
あれだけ喋っておいて今思い返しても確実に、あの時はテニスに関しての話題が一度も出ていません。
だからこそ、相手は部活の先輩だって枠が少し緩んで気楽に話す事が出来たんだろうと思います。
(もしかしたら先輩が故意に気を遣ってくれてたのかも知れない)
とにかく散々っぱら色んな人と色んな話をして笑い疲れたせいかベッドに上がった途端お休みなさいを言う前に寝てしまったようで、気が付いたら朝でした。
先輩よりも先に寝てしまうなんて不覚…っ!(ぐ)
この日も早くから朝稽古があったのでバタバタと先輩を駅まで送ってから道場に入って楽しかった時間は敢えなく終了。
あっと言う間の半日で先輩も言ってた通りもっと早くからこうやって遊ぶ機会を作っていたら良かったなと思いました。
そんなこんなで夕方、稽古が終わってふと携帯を見ると先輩からメールが。
>『今日の夜、俺ん家までこれるか?俺と若とあとから忍足でたこ焼きパーティーやろうぜ!いかがか。』
まさかの第二章スタートです。
(続)
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