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-SLEEPING FOREST NEST-
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3 :
千歳千里
2007/11/16 10:43
友達は居らん。
恋人も居らん。
友達以上恋人未満だけ。
俺ン生き様、面倒臭がりが目に見える。
何時から始めたかも覚えとらん恋人ゴッコに慣れてしもうた。やけん手が早かの誑しの言われっとね。
或いは元々…、嗚呼、こっちばい。天然言われたけん。
手ば出すにも選り好みはするって話、自分勝手な。
>おままごと からすといっしょに かえりましょ。
大概は烏の啼いてからがおままごとン幕開けばってん。
皮肉、諫言。
本質ば衝いた言葉であっても俺ン胸に届く迄にはそぎゃん色が纏わりついちまう具合ンごたる。
其れは、甘過ぎる俺には刺と毒が心地良かけん。
注射ン針が刺に見えて、点滴が毒に見えとうか。
俺に必要なモノ。
誰かに言うて欲し…、かった？
(何で過去形。)
(うん、薄々気付いとる。)
そう言や今朝夢に出て来た気がする。
思い出したかに思い出せん。
記憶ン欠片はあん黒髪ってだけ。其れと、
吃驚する位、優しい顔で笑っとった。
何の理由で、何の為にお前は。
思い出したか。
きっと思い出せん。
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