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月時雨に詠う
┗189
189 :
跡部景吾
2011/06/03 12:25
>20110528
侑士と過ごす、時間。
相変わらず俺達に噺の途切れってのは視えねェが、ヒトツ変わったのは其処に頭撫でる以外の温もりが増えた事。
然う云や彼奴が、五月を長いと感じてた理由を聴け無かった儘にもう六月だ。
梅雨が白露を連れて、
瑞々しくも息吹きに萌ゆる碧を濡らす。
―――夏が、始まろうと為て居る。
>>
何度も梦奪う網膜の残像、
嗚呼――…脆弱、所謂は愚かな弱者の振りよ、と嘲笑うオルゴォル。
堰を切ったら最期、塵程に馬鹿みてェな下らない事。ンな陳腐な己に、イイ加減ウンザリ為てきやがる。
心配掛けてる優しく穏やかな寝貌に、
>(震える口唇を、必死に咬む)
久方、吹風く雲無き灰蒼の穹に酷く安堵を憶えた。
#彼奴にも、同じ穹が降ってるだろうか。
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