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月時雨に詠う
┗202
202 :
忍足侑士
2011/07/14 23:34
部活帰りに涼しい風が頬を撫でた刹那、ふと何となし見上げた夜霄に丸い月が出とった
嗚呼そろそろ満月が近いんやろか、其れとももう満月なんやろかて
夏の虫の小さな聲訊きながら気の向く儘に、夏の月を眺めながら歩いた夜道。
週末はやっと景吾とゆっくり出来ると思うと何や妙に嬉しいて
今宵は屹度疲れて先に寝てしもとるやろう彼奴を先にベッドに運んだら
早々に汗流して、景吾の隣で一緒に寝ようて、毎日の当たり前な夜に想いを馳せた
今夜は少し涼しいやろか、
御前が朝まで緩り眠れるよう祈っとるよ。
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