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月時雨に詠う
┗204
204 :
忍足侑士
2011/07/20 02:55
扇風機の風が何や寒く感じて目が醒めた
空気の入れ換えに薄く開いた儘寝てしもたらしい窓から、涼しい風が入って来よる。
何でか鼻腔擽られて小さなクシャミをひとつ、
気まぐれに開いた窓から外を眺めて見たら、
昼間あれ程荒れとった風も雨も止んで
夜灯に浮かぶアスファルトも綺麗に乾いとるんを見て、何や不思議な気持ちになった。
最近寝不足やとボヤいとる景吾は、今宵は珍しく穏やかな寝息と共に夢の中、
久しぶりに涼しい夜やから、
景吾が風邪引かんように早よ隣に戻って
景吾が起きるまで抱き締めたろ、と一人笑みを零した。
明日、荒れるんやろか。
久々の雨は嬉しいし有難いて思うんやけど
降り過ぎは如何かて思うわ。
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