top
┗
月時雨に詠う
┗30
30 :
忍足侑士
2007/12/02 20:53
>背中にきつく立てられた爪の痛みを
>愛しいと感じたのは何時の頃だったか
懐かしい情景
> 甘く掠れる声
不意に思い出してはふと微笑む
其れだけの時間が経ったのだと、
時に、
違う灼熱の塊を抱いては
唯赴く儘に欲しいと強請る声に応えて
相手の悦ぶだろう科白を耳元で甘く囁いて遣れば
>無意識に背に伸ばされた指先が爪を立てる
其の痛みに我に返っては
自らを嘲笑うように口角吊り上げて
>一夜の快楽に溺れて、
>此の手の中で朱に染まる君の姿は綺麗
満たされる迄、お望みの儘に幾度でも――御姫様、
>朝日が昇れば、他人。
.
[
返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]