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Paprika
┗427
427 :
亜久津仁
2010/04/27 00:07
(2010/06/16)
言葉を交わす都度、枯葉の様な…牡丹雪の様な薄い何かが重なり増して行く。
積む音は軽く穏やかに、然し層の隙間には細やかな熱が幾重にも籠る。
(2010/07/29)
痛く沁みる、繰り返される一文。
大抵のモンなら一々相手すンのも面倒臭ェからそっくり呉れてやる。
が然し、此れは譲れねェ。
何一つ、呉れてやる気は無い。
(2010/09/08)
昨日は早朝から空が黒く不自然に歪んでいた。
上空にある真白な雲を覆い隠す、黒い雲。
雨を含んだ重みで低く這う其れは、隙間を縫って差し込む朝日の眩しさを増幅させる。
冊子が一冊灰になっていた。
ソイツが消えた訳では無い。解っている。
解っては、いる。
消して欲しくはないと、思っていただけだ。
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