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羊の絵筆、七つの恋歌
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480 :
仁王雅治
2008/10/22 09:14
早朝。体温奪い覚醒促す冷気を厭い、
己の膝抱え意地汚く微睡む。
緩慢な回路の起動、
充電は些か不足気味、か。
靜まり返った室内に溜め息一つ、
意図とは裏腹に起動に向かう回路。
白旗上げて従い身体を起こした。
着替えと脱いだ胸元に咲いた紅い華。
日に日に薄れ逝く其の華に、
体温奪われ冷えた指先を這わせて看る。
散り枯れるのが華の定めなら、
愛の徴と植え付けられた此の華も、
何れは消え失せるんじゃろうな。
(些か、揺らいだんは過る予感故か)
#嗚呼、今日逢うたら上から重ねて刻んじゃろうか。消えてしまう前にもう一度、色濃くさせて…アイシテルも序でに言うてキスしちゃろ。
枯れない華は無いけれど、
枯れない努力は惜しまん主義。
(其れだけ、彼奴へ贈る愛は特別枠)
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#激安マルチコンポ
広告に書かれとった単語が妙に、
ヤらしい響きがするんは俺達だけか。
ダチとふと話題になった字面。
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