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羊の絵筆、七つの恋歌
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483 :
仁王雅治
2008/10/28 01:06
どうやら欲求不満らしい。
何回イった処で更にと求めてしまう。
何時からこんな躯に成ったんか。
（全部彼奴のせい、かのう）
時間が赦す限り交わり、重ねた。
幾度も果て、呼吸が落ち着けば亦。
燻る欲求に踊らされベッドを軋ませた。
最中の記憶は曖昧（未だ疼く躯だけ確か）
犯したくて犯されたくて、倒錯。
何時もは愛を囁く唇を、
唾液と＿＿に濡らして舐めて。
愛の営みよりも激しく、
彼奴の全てを貪る様に愛し合いたい。
灯りも消した真っ暗な部屋、
布団に潜って彼奴との昨日を思い出す。
寒い筈の室内が熱く感じた。
#夢に欲情、其の儘果てたら彼奴のせい。次逢うたらまたヤりたいとか貪欲。身も心も依存して‥、御前意外じゃともうイけん。
躯で覚えた事は忘れん。
心と躯が覚えた慾は忘れられん。
（其の証拠に、今宵も御前を欲して鳴く）
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