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羊の絵筆、七つの恋歌
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488 :
仁王雅治
2008/11/11 13:21
体温で色を変える指輪。
玩具みたいな、ちゃちい指輪。
貰いモンの指輪。
一緒に寝て抱き締めて寝て。
朝起きて指輪嵌めたら、綺麗な紫。
嗚呼、確か此ん色は…
#幸せ、な気分を示す色。
我ながら呆れる程に単純じゃの。
一緒にオヤスミと言うて寝ただけ。
其れでも、シアワセ。
つい昨日迄御前が居た筈の部屋。
御前が居ないベッドに違和感。
直ぐに戻って来る様な錯覚。
濁り淀んだ部屋の空気が気持ち悪い。
生温さが体温を思い出させる。
窓を全開に、一掃。
冷たい空気が体を冷やす。
此で良え。俺の体温は彼奴ダケ。
相互依存、貴方が居ないと不安で揺らぐ。
嗚呼、馬鹿みたく溺れ続けて、
#と、結局は好きだと言うダケの話。俺の気持ちは何れだけ御前に届いとるんか。そう思うと妙に切なくて会いたくなるんも今では日課。愛しとう、
次、会うたら抱き締めて。
荒々しく噛み付く様なキスがしたい、
（一層、其の儘ベッドを軋ませる？）
──────────
食パン咥えて走る奴はスゴい。
忘れ物取りに帰って遅刻寸前、全力疾走。
朝飯が踊る跳ねる混ざる。
胃がひっくり返るか思うたぜよ（←）
食事後直ぐの激しい運動は止めましょう。
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