top
┗

アカバナーの恋唄
(にふぇーでぃびる)
┗8
8 :
真田弦一郎
2007/11/16 00:38
#呟き
先程まで、愛する蓮二と裏カフェで甘い時間を過ごしていた。
否、過ごす予定であった。
俺と蓮二ではな…。
夕方過ぎから互いの他の分身と一緒に過ごしていた事は事実だ‥。
鳩も毎日している。
ここ最近は、毎日の様に町で逢瀬も交わしている。
ハッキリ言って俺達はラブラブだ!!
だが‥先程蓮二は俺との逢瀬中に、他の男に呼び出され行ってしまった。
「俺が愛しているのはお前だけだ。」
そう言った蓮二を信じている。
「愛しているぞ、弦一郎。」
俺は愛していると言ってやることが出来なかった。
毎日逢っているのだから、その位の事は許してやるべきだとは思っている。
自由に気ままに行動するあいつを好きになったのだから、縛り付ける事はしたくはない。
俺とて、たまには他の奴と遊びに出ることもある。
だが‥俺と過ごしている時間に呼び出し、あいつを連れて行ってしまった相手への嫉妬を、俺は抑える事が出来なかったのだ。
恐らく、相手は俺と蓮二が一緒に居る事を知らなかったであろう。
蓮二を責めるつもりは無い。
勿論、相手を責めるつもりも一切無い。
己がこれ程までに嫉妬深いとは‥我ながら情けない話しだ。
後で蓮二に謝っておかなくては‥。
それから、「俺も愛している」と伝えよう。
[返信][
削除][
編集]
[
Home][
設定][
Admin]