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盲亀の浮木
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351 :
柳蓮二
2008/12/26 02:22
交わした言葉の一つ、一つ
棘を含ませたのは己の盾の為だったのか
動揺の色を御前には決して見せたくなかったのかもしれない
気休めにしか為らない言葉は意味を為さないのか、
必ずしも、そうとは限らない
俺の弱さは、想う強さに比例する
強く想えば想う程、壊れてしまうことへの恐怖心が蠢き出す
矛盾している
だが、本当に、御前が俺は愛しくて可愛いと思うよ、赤也
離れないでくれ、
この言葉を繰り返して、御前に見えぬ鎖を絡めて行けたならば…
独占したいと想う己の欲深さは、御前が思う度合いを遥かに凌駕しているだろう
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